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Channel: 犬のしっぽブログ  Yasushi Kajikawa
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分子間の結合のように

剛性と強度を偽装した構造を暴き出すには、 面のない構造フレームだけでは不十分だ。 フレームの各頂点で、剛性の高い結合材によって 相互にフレームを結合している限り。 自然の構造には、 離れた距離で初めて働く電磁気学的な力が存在する。 分子間の結合には、 構造物のような結合材が介在しないように分子間力が働く。 テンセグリティ構造には、剛性や強度のある結合材はいっさい存在しない。...

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自然法則

自然法則を発見するための法則は存在しないということは 科学的な発見である。

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簡単な自然法則

科学者になるために、法則を発見する方法は学べない。 法則を発見した結果、科学者になる方が簡単である。

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KAJIKAWA Bandの発見

一つの円は、360°である。 二つの円は、720°で統合されないように互いに干渉する。 ロープを使用して、連続した2つの円を描くことができる。 一つのノット(瘤)の内角は、360°である。 連続的に二つのノットを形成すれば720°のノットが可能になる。 私は、2つのノットの始点と終点を結合して 物理的に統合すること(linking)に挑戦したのである。 正4面体の内角の総和は、720°である。...

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2重螺旋ループ(KAJIKAWA Band)

捻れによって2mもあるDNAの2重螺旋ループは縺れない。 同時にその捩れが2重螺旋を複製するためだとしたら。 「閉環状DNA構造も捩れたループ」であると考えたのは、 表裏のない捩れたKAJIKAWA Bandを発見した後だった。 人々を説得するためのデザインよりは、 主観的な経験を統合する行為は 先見的な構造をデザインした自然に接近させる シナジェティクスの方法にちがいない。 ☆KAJIKAWA...

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科学史

偉大な科学者の自伝を読むと、 発見は非論理的であるばかりか、 偶然を伴わない飛躍的な発見が存在しなかったことが 誠実に書かれている。 科学史のような歴史的必然が後退しはじめる。 科学史は国家的科学の産物である。 もう一つの現実は、「失敗という神秘」から誘導され続けている。 科学史はこの現実から絶縁したままだ。

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宇宙の目的

人間が宇宙の原理を発見し利用できるのは、 宇宙に返礼しないことを前提にしている。 それが宇宙の目的だった訳ではない。 たとえ、大地震や火山の爆発を予知できたとしても、 偶然から神秘を奪わないだろう。

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再生的

森が肥料や農薬を必要としないまま移動できるのは テクノロジーである。 耕すこともしない、肥料も投入しない自然農は、 テクノロジーに対立してはいない。 光と風と水、大地と微生物が つねに再生的に相互変換するテクノロジーでなかったなら、 自然農は発見されなかっただろう。 自然農は元素変換に関する包括的な科学である。

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微量元素

火星では水耕栽培だけで生存できない。 生命と微量元素との関連が解明できないかぎり 地球の土壌をパッケージする方が安全で科学的なのである。 太陽系の生存方法は自然農がもっとも経済的になる。

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不可逆的に

富とは、生活水準を維持するための 人類の生産と分配の諸機能を実現するために 必要な最小限の物質・エネルギーと時間を予測する能力であり、 個人が所有するその富は不可逆的に増加している。 大多数がより賢い消費者に留まっている間にも。 その不可逆的な加速度曲線は20世紀後半まで認識されなかった。

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最短距離

不安や恐れは思考を直線的にする傾向を生む。 宇宙で移動する場合の2点間の最短距離は直線を形成しない。

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微生物の存在比

木材に防腐剤を塗布すれば、腐蝕に対抗できる。 腐食とは、木材に含まれるセルロースなどを分解する腐朽菌が繁殖する。 防腐剤は、微生物を直接死滅させる殺菌剤や消毒剤ではないが、健康上室内では使用できない。 腐朽菌と共生できるのは、発酵作用を形成する微生物群である。 発酵作用のある環境を生成するのは、微生物ではない。 太陽系の元素の存在比のような、微生物のデフォルトの存在比である。...

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構造のデフォルト

テンセグリティが1949年にバックミンスターフラーによって発見されるまで、 構造の科学的な定義は存在していなかった。 さらにすべての動植物の細胞の構造を形成しているのは 細胞膜や原形質膜ではなく、 テンセグリティ構造だと発見したのは20世紀後半の生物学者である。 膜という表面材は構造に不可欠な要素ではなかった。 構造のデフォルトは、テンセグリティである。 自然以上に構造を軽量化できない。

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異なった目的と間違った理由

個人が自然の原理や革命的な方法を発見する場合は、 予測とは異なった目的からである。 社会がそれらを採用する場合は、間違った理由からである。

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思考方法

正しい目的と正しい理由から 学習して理解するかぎり 思考方法は何も変わらない。 思考方法はインストールされた無料アプリにすぎない。 経験をお試し程度で終わらせるための。

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総三角形化

ジオデシックドームは、総三角形化されているから 安定すると考えられている。 しかし、半球状のジオデシックドームの接地面が 少なくとも5角形以上の多角形であるかぎり 総三角形化されていない。 ジオデシックドームは水平な基礎がないかぎり その構造はけっして安定しない。

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動力学的な相互作用

ジオデシックスからテンセグリティへと形態変換を段階的に学習すると ジオデシックスを特殊化した場合がテンセグリティだと理解するだろう。 しかし、細胞も原子核、そして宇宙はテンセグリティである。 テンセグリティの特別な場合がジオデシックスである。  形態は、動力学的な相互作用のない視覚的な認識にすぎない。 引力も張力も動力学的な相互作用に満ちている。

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嘘という配慮

忠誠心は嘘をつくことを容認する強制力である。 忠誠心は嘘を合理化するほど高められるシステムで維持される。 しかし、きっぱりと嘘をつかなければ 消耗させていくシステムなのである。 嘘という配慮をモラルにするほど廃れたシステムはない。

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城壁

欺瞞や嘘は自分よりも他人を保護するための機能として生まれたとしよう。 城壁のように、人々を堅牢な城壁の厚みでより安心させるために。 しかし、嘘という配慮をモラルにするほど廃れた城はない。

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未知と未来

学習には未知への好奇心が含まれる。 経験には未来への予測が含まれる。 記憶に基づいた反復学習や主観を排除した観察が 未知と未来を遠ざけている。

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