素食
人や動物が習慣的に摂る食事は、すべて規定食(ダイエット)である。 その規定食から逸脱することはとても難しい。 食事で思考する条件が制限されているからだろう。 自然農を実践し理解すると 習慣的な粗食からプリミティブな素食(平均的ベジタリアン)に 無理なく移行できる。
View Article個体的・個人
個人という存在を真に感じることが出来たなら もっと実験を繰り返すだろう。 個人が過去でパッケージされた古い個体ならば、 実験的であることへの衝動が独自性を生み そして幻想に満ちた個性から抜せ出せるのだ。
View Article月光合成
新月では植物の芽が先に出るが、 満月では根が先に出る。 より有利な未来の光合成のために 月光という間接的な僅かな太陽光を選択して 発根か発芽かを決める光合成の準備段階では むしろ酸素の要求度は高まり、植物は酸素欠乏に陥るはずだ。 植物は抜け出せない欠乏からどのように離脱するのだろうか。
View Article誠実な清々しさ
テンセグリティの誠実な清々しさ(integrity)は 多面体のように面や連続したフレームで囲まれたり 内部が詰まった固体ではないからか。 互いに充填されなくとも 非接触で繊細に振動し続けるネットワークで より安定するふるまいに、 無意識ににじり寄っていくのは まだ存在がテンセグリティ化されていない 群れにいるからか。 SYNERGETICS RBF 1975 テンセグリティのふるまい
View Article思考するシナジェティクス
観察する行為が観察される対象を変えるように、 グランチを研究すると歴史が変わるように、 自然を研究し自然を発見すると自然が変わるように、 シナジェティクスは思考自体を変える。 そしてシナジェティクスは 思考を変えるシナジェティクスモデルを発見する。 SYNERGETICS RBF 1975 Tetrahedral Analysis of Plato’s Triad
View Articleモデル言語再考
どのように思考するかは認識論である。 シナジェティクスは知識そのものを幾何学的に組織して モデル言語に置換するための、 そしてその過程で発見される認識の方法である。 モデルによる認識論はついに直観を発見する。 経験から抜け出た直接的かつ即時的な方法を。
View Article最適な張力・斥力測定方法
張力と圧縮力の見えない相互作用をテンセグリティは視覚化した。 テンセグリティは張力モデルであり、同時に斥力モデルである。 ある特定の張力材による張力を高めると他の2点間距離は増大し テンセグリティの直径は増大する。 これが原子核モデルの最適な張力と斥力の測定方法である。 SYNERGETICS RBF 1975 Transformation of Six-Strut Tensegrity...
View Article長期的な短命化計画
スラム街での緩やかな隠蔽された死よりも 戦争による人間と都市の公開された短命さによって 死の危険性を計るのは兵器テクノロジーの主目的であった。 一方で過剰な砂糖とアルコールによる緩やかな死と それに対抗する無謀なダイエットが人口を制御している。 長期的な短命化計画は 放射性物質の除染方法とその計画をみれば明らかである。
View Article水・食料・エネルギー・シェルター
放射性物質の無意味な除染方法と 無謀な膨大なコストをみれば 長期的な短命化計画は明らかである。 水、食料、エネルギー、シェルターの4大元素を 相互に統合するノウハウは個人で実践できる。 大気圏内宇宙ではつねにモバイラーとしての個人が この最優先課題をもっとも有利に解決できる。
View Article先験的な構造とパターン
あらゆる構造はテンセグリティである。 隕石で発見されたフラーレーン、深海の放散虫や 動植物の細胞に至るまで。 テンセグリティの美的な構造が生成される過程に 美的な観点が存在しないのは だれかに発注した構造ではなかったからだ。 真の構造はしっぽのデザイン(tailoring)から生まれない 先験的な構造とパターンだった。
View Article外部化した眼鏡
スマートフォンは各社半額キャンペーン採用してきた。 半額はまだ所有概念に始終しているが 安価な装置レンタルサービスの概念に移行するだろう。 ユーザーがより利用することによって ハードウェアはより廃れていくと同時により高度化される。 眼球というカメラ機能と視神経の伝達機能は互いに分離できない。 人間の視神経が他の神経繊維束の1000倍も太いのは 視覚情報を重視した脳の一部だからだ。...
View Article反ミニマリスト
ミニマリスト(断捨離)とは、受動的な抵抗であり 生命の可能性を増大させる方法ではない。 植物は、光合成においてミニマリストではなかった。 ミトコンドリアと葉緑体との相互作用を統合して より経済的な生存の多様性(細胞内共生)を獲得したように、 モバイラーは道具の絶えざる選択と 軽量化の発明によってより移動する。
View Article最古の最密充填モデル(towie stone)
スコットランドで出土した約7千年前のtowie stone(最密充填モデル)から 注目すべきは正20面体の対称性をすでに概念化した思考方法にある。 それは顕微鏡がなければ自然界では発見できない方法だ。 観察から発見していないならば 古代ギリシアのプラトン派のモデル言語に圧倒的に先行している。 towie stone...
View Article5回対称性の原始シンメトリー
正20面体の対称性のある最密充填のシナジェティクスモデル(右)では 中心の球の半径は、周囲の12個の球の半径よりも小さい。 この5回対称性は紀元前3500年ごろの青銅器時代よりも 2500年以上も先行する海の民による 最古の最密充填モデル(towie stone)で認識されていた。 これは兵器でも装飾でもない、 純粋な幾何学的思考の軌跡にちがいない。 原始シンメトリー感覚は数学と科学を...
View Article首尾一貫性(consistency)
政治と教師そして両親は、首尾一貫性を求める。 そして、社会構造の安定性に安易な堅牢さを求めて、 定住と税金収奪のための代理人になる。 一貫性の原理は思考を操ることができる。 原子核の安定性は、元素の相互変換性にある。 テンセグリティは振動数の変動に対する自動調整機能にある。 遂にジョイントレスでより柔軟な強度と剛性で安定する。 首尾一貫性という擬似的な原理は人為的な重力圏でのみ発生する。
View Articleコヒーレンス(coherence)
シナジェティクスは同時的な論理の首尾一貫性(consistency)を学習や探究に求めない。 より大きなパターンを学ぶ方法は、 過去の首尾一貫性を破壊する新たな経験を生む。 自然界の波動は互いに非同時的に干渉(coherence)することができる。
View Article短縮された孵化(Hatching)
早朝の春はカッコウの鳴き声で目が覚める。 裏庭の高い樹で鳴くからとても騒々しい。 そっと窓を開けてもすぐに飛び立つほど鋭敏だからこそ、 カッコウは直接巣を作らないが、巣の持ち主の卵よりも 早く孵化(Hatching)するようにプログラムを ハッキング (Hacking)したのだろう。 巣から脱出する替わりに巣の所有欲から 人間の住宅は銀行によってハッキングされている。
View Article独創的
バックミンスター・フラーはシナジェティクス学派を作らなかった。 数学論文を発表したことがない。 それ自体が独創的であった。 シナジェティクスはシナジェティクスモデルをオブジェ化する手段によって 趣味的に受容することができない。 それ自体が自然の原理である。
View Article独創的2
論文を発表したい欲望には独創性はないが もし論文を発表するなら 自己に嘘をつかない、自己を模倣しないだけでも独創性がある。 自己以上の他者にはなれないという視点だけで。
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