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Channel: 犬のしっぽブログ  Yasushi Kajikawa
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モバイル・テンセグリティシェルター居住実験開始

既に存在している空虚とは 答えられない理由から 方法の可能性さえも削除された空隙が継続している状態である。 テンセグリティ原理から期待された 経済的なモバイル・テンセグリティシェルターの実用性は 半世紀間以上もその空隙に幽閉されていた。 自然はテンセグリティ原理を緊急時やアウトドアのためだけに限定しなかった。 SYNERGETICS RBF 1975

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複製されるモバイル工場

重量計算しない飛行機や船は機能しない。 自重を大地に流さない移動体からだ。 最軽量にデザインされた耐久性のある直径8mのテンセグリティシェルターは 自らを複製するミニマムなモバイル工場となる。 遠隔技術の基本技術とその目的とは 工場が工場を自ら生産することにある。

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微生物とプランクトンの多様性

人種が生物学の概念ではないように 人類の多様性と大地の微生物と海のプランクトンの多様性は比較できない。 彼らはまだ分類不可能だ。 どちらも酸素と二酸化炭素を排出するが 光合成の方が圧倒的に優位である。 太陽光発電でさえその装置化のプロセスで二酸化炭素を排出している。

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雑草による大地の冷却機能

猛暑時の剥き出しの大地は65度であるが 雑草の葉の表面温度は32度である。 雑草による大地の冷却機能の方が ドライミストによる外気の冷却効果よりも圧倒的に安価な省エネである。 大地を農薬で除草すると二酸化炭素が増加するばかりか 気候変動期の科学的な生存方法ではない。

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ジオデシック・テンセグリティ構造

「分断して統治する」エントロピー的方法の反対称は 「分割して統合する」シントロピー的方法である。 ジオデシック・テンセグリティの直径は、 数学的だけではなく物理的に無限化することが理解できない場合 テンセグリティモデルは美的なエントロピー的オブジェにすぎない。 SYNERGETICS Tensegrity Masts as Struts: Miniaturization Approaches...

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仕事と職業

仕事と職業は深く分断されている。 e.食.住のサバイバル技術なくして仕事は統合できない。 私は裏庭のシェルターで仕事している。 裏庭は今や世界中と繋がっている。

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作用、反作用、結果

バイオスフィアの陸地と海の面積はつねに変動している。 自然が、山、谷、川、海、雨、雲、雷、台風などで分類しないからだ。 すべては、作用、反作用、結果の複合体である。

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共振テンセグリティ・シェルター

待機していた裏庭の直径7mのテンセグリティ・シェルターは 台風21号の強大な暴風圏に数時間晒された。 最大瞬間風速37mを超えるほどであったが、構造は破壊されなかった。 テンセグリティが風と共振して柔軟な強度と剛性を生成する張力メカニズムは まだ未知のシナジー領域である。

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破壊に至る方法の実験

原寸大の構造モデルの破壊実験から新たな理論を形成し その実用的な利用方法に到達する可能性が高いのは 自然の構造原理がまだ十分に理解されていない段階だからだ。 理論から実験を開始するよりも、 破壊に至る方法の実験がテンセグリティ構造自体をより単純化するのだ。

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大地に依存する構造の終焉

バイオスフィアの陸地と海の形状と面積はつねに変動している。 30%を占める陸地は人類が長期に居住できない外部である。 アウトドアという単純な概念の根底に隠れているものを完全に解放しなくてはならない。 バイオスフィアの変動期には大地に依存しない自律型構造のみが 安全な個人用シェルターになるだろう。

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局所的な自動気象装置

人間以外のすべての動物は与えられた環境に適応していく。 人間は自ら環境を変えた結果に適応させることができる。 最軽量のテンセグリティ・シェルターは局所的な動く自動気象装置である。 シェルター内部の畑と微生物さえも移動可能だ。

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安全率とエコロジー

安全率に基づく人間による改善や改革は ほとんど何の危険(リスク)も負わないシステムを考案し、 過去最強、最大規模のリスクを容認する。 自然はエコロジーという不可視の安全率で絶えず維持されている。 最悪の状態を排除した試行錯誤に陥った生物は短命である。

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秩序

発見された宇宙の原理が互いに矛盾しない事実は科学的に説明できない。 科学は互いに調和する無数の原理からなる秩序を前提にしている。 しかしこの前提は現在の科学教育から除外されている。 秩序をもたらすのは政治と経済だという前提を維持するために。

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陳腐化された安全率

大災害の後の復旧予算のほとんどは 自然から否定されたシステムの復旧に利用される。 自然から陳腐化されながら だれも解雇されないまま維持される 安全率は政治家が専門家に委任した結果だから。

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原形的に

伝聞情報、信条、公理あるいは自明とされる知識体系に基づかない時、 科学にとって経験は未知の原形的素材である。 その素材に対するオペレーションさえも原形的に発見される。

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原型に変換するテクノロジー

発見された構造とパターンの原型を実用的段階にまで変換する過程には 試行錯誤という懐胎期間が介在する。 風速35m以上の暴風雨圏に耐えたシェルターは 放散虫や花粉が採用した形態と類似している。 しかし、異なる生命種が独自に生存できるスケールに変換するテクノロジーは同一ではない。

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大気圏内救命具

「ピアノの蓋が救命具の最良のデザインではない(バックミンスター・フラー)」ように 学校の体育館は避難所の基本機能をもっていない。人々は今も冷たい海の上で浮遊している。 大気圏外宇宙で879日間も平和に暮らせるテクノロジーがあるにもかかわらず。

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自己と自己との主観的関係

科学論文は客観的事実に基づいて記述される。 しかし自己と自己との主観的関係を除外して記述される場合 その論文は科学的な独自の発見と経験が含まれていない客観的記録となる。 「宇宙とは自己を含むすべて(バックミンスターフラー)」に対する記述こそが科学的事実を生む。

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デフォルトの風

風は水平方向だけではない。 風はつねに球面に添って流れている。 古い風を巻き込む局所的な流れがついに その全方向的な無垢なデフォルトの風が 見えないどのルートも2回づつ通過しながら やがて豊穣な大地と海の新鮮な香りを思い起こすのだ。 SYNERGETICS RBF 1950

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宇宙の統合性(Cosmic Integrity)

プラトンの正多面体と同様に、 テンセグリティは観察から発見されなかった原型モデルである。 テンセグリティによって最初に視覚化された「不連続の連続性の概念」の実在性は、 その後隕石に含まれたバックミンスターフラーレーンで証明され 宇宙の統合性(Cosmic Integrity)の現れとして認識され始めている。

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