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Channel: 犬のしっぽブログ  Yasushi Kajikawa
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個人的で特殊な経験

概念化は重さがない非物質的な思考過程に生まれる。 一方リアリティはつねに物理的だ。 自然の構造の概念化からテンセグリティモデルが発見され、 個人的で特殊な経験はメタフィジカルな変換を経て ついにテンセグリティシェルターに物質化された。 生活空間はリアリティで再構成される。

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風が変わるまで

風向きはベクトルに置き換えられる。 風向きは10分間の平均で表示させる。 高速で移動する航空機には風の解像度をより高く表示する。 ベクトル平衡体は24本のベクトルで包囲され 時間と共に形態が変容する。 総三角形化されたジオデシック構造のベクトルは 双方向に、圧縮力と張力に刻々変換される。 台風の移動は解像度の高い風向き(ベクトル)で表示される。

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Egypt Station

もっとも湿度の高い秋の朝は バッハの平均律よりもPoul McCartneyの最新アルバム の「StationⅡ」から始める。 窓を開けて大音量で風が乾くまで より少ないコーヒー豆からエスプレッソを作る時、 庭の栗の木に隠れた渡り鳥たちは一挙に退散するだろう。

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渦と螺旋のパッケージ

直線的に吹く風は存在しない。 獣道のように風の道は共有されない。 風は風によって向きと強さを変え、 波と共にひたすら流動するバイオスフィアのパッケージなのだ。 止まることなく大地を包み込む 元素の相対比を変えない渦と螺旋なのだ。 その自律的な調整システムは神秘だが、 まだ異常気象と呼ばれている。 台風24号 NASA

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動く部分と全体の構造

台風は部分から推測できない全体のシステムであり、 部分と全体の相互作用そのものである。 台風の内部と外部はつねに多層的に複合的に入れ替わる。 アイウォールのすぐ外側にある螺旋雲はスパイラルバンドで 吸引された雲が激しい雨に変わり、 スパイラルバンドの外側の螺旋雲も雷雨になる。 台風=動く部分と全体の構造

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エコノミーの手荷物よりも軽い生存方法

テンセグリティは美しい金属彫刻やオブジェではない。 部分から推測できない全体の働きを視覚化した共鳴作用によって 統合された唯一の構造モデルである。 モバイル用の直径8mのテンセグリティ・シェルターは 宇宙的な生存方法であるが故にエコノミークラスの手荷物よりも軽い。

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相対的に空気中を高速移動する

この頻度とパターンで気候変動期の台風がこの規模で通過するなら、 誰でももっと安全に何処にどんな住宅に住むべきかを科学的に思考し始める。 住宅はまだ自動車や飛行機のように空気力学的ではないが、 相対的に空気中を秒速30m以上で移動する形態に 気象予報士や建築家はまだ無関心だ。

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Gimme shelter (1969)

Oh, a storm is threat’ning My very life today If I don’t get some shelter Oh yeah, I’m gonna fade away The floods is threat’ning My very life today Gimme, gimme shelter Or I’m gonna fade away War,...

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第2の大気圏(Biosheleter)

全方向のドラマティックな嵐を受けながら 安全に第2の大気圏で暮らせるのは 2層のモバイル・テンセグリティシェルターだけだ。 動く星と裏庭を見飽きたなら3時間以内にパッケージできる。 それでも自律的サバイバルに退屈した時は、 宅急便で誰かが受け取るだろう。 耐候性が10年以上ならば。

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一日1200キロの長距離ドライブ

車で一日1200キロを16時間で移動する時に経験する 様々な危険と苦痛を軽減するには 運転するための脳の機能とは まったく異なる脳の機能を運転中に使わなければならない。 たとえば遠隔地の誰かと会話しながら運転する。 視覚以外の情報を増大させるだけで脳はより統合されることで 脳は劇的に疲労しない。

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非物質化の実践

掛け替えのない唯一無二を前提にした自然は、 情緒的で可視的な一時的なエコロジーに終わる。 シナジェティクスが発見する原理によって構造とパターンを相互に置換する機能が生まれる。 構造とパターンはつねに掛け替えられる。 ——–核子の交換によって、異なった原子核が生成し、または消滅するように シナジェティクスは 可視的な形態に、形態からは推測できない見えない機能を付加すると共に、...

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シナジー触媒

原理的理解から発するシナジェティクスモデルに 可能な限り接近するための構造デザインを構成する 最小限の素材間の相互作用が 予測を超えた物理的機能に変換される瞬間を待ち伏せる。 原理的理解に基づくデザイン操作が明らかなシナジー触媒を引き起こす時、 デザインサイエンティストは、 数学的知識には現れない物質変換に関わっている。

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イノベーション<innovation>

イノベーションは生産を拡大するために 新たな生産要素を導入したりする企業家の言語である。 物事の新しい結びつきを考え出す時、 新しい概念がしばしば直観的に形成される シナジェティクスにイノベーションは馴染まない。 生産手段や資源労働力の統合よりも先行する概念がある。

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霧のナノミスト効果

朝霧に晒され全面に結露した車のボディーを 朝日で乾燥する前に水だけで洗車すると汚れはほとんど落ちる。 霧状ミストが汚れや菌の隙間に浸透し、 塗装表面からそれらを剥離できるのは水分子の表面張力による。 しかし、結露したボディーを太陽光で再び乾燥させると ほとんど隙間のない汚れとなり塗装をより劣化させる。

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生活空間にCO2濃度センサーを

大都市以外の大気の通常の二酸化炭素濃度は400ppm前後であるが 車の窓を閉めて外気の交換を完全に閉鎖した状態で走行すると 1時間で3500ppm以上まで上昇する。 6000ppmでは完全な眠気と倦怠感、頭痛、耳鳴り、息苦しさに襲われる。 生産性の向上に限らずスマホにはCO2濃度センサーが必要である。

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完全草食性カプチーノ

牛は草食であり本来穀物は食べない。 穀物で牛は胃炎を起こす。 牧草だけで育った牛の母乳は ミルク泡立て器でも決して泡立たなかった。 生乳と加工乳の違いだけでもないだろう。 牧草だけで育った生乳の脂肪分は最も豊富だから。 牛肉食人間の母乳に今何が起こっているのだろうか。 乳ジャージー

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知的爆発時期

脳は季節のように移ろいやすい変化に絶えず囲まれている。 経験による全体的な変化は内部と相互作用する。 より複合的であればあるほど、真の変化は劇的で短時間に外部化する。 この相互作用こそマインドの嵐ではないだろうか。 最初の兆しは11歳児の知的爆発時期に訪れる。

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ウイルスのモバイル構造

風疹、インフルエンザ、エイズ、E型肝炎などのウイルスは 内部の一本鎖RNAを5回対称性のある 主に正20面体状に総三角形化された モジュール構造でパッケージし、 さらにその外部をエンベロープの皮膜で覆う。 それらはモバイル・テンセグリティシェルターの構造デザインの起源である。 真の動く構造は発見されてきた。 Molecule of the Month by David S. Goodsell

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安全率にランキングは存在しない

家電を人気商品のランキングで選ぶのは賢明だろう。 出荷時の検品にはコストがかかるからだ。 音楽をランキングで聴かない少数派は 小説や映画もランキングで購入しないだろう。 ほとんどを傾向で選ぶ生活と感覚は スマホとコンビニに支配されたままで 非常時には瞬時に壊滅するようにデザインされている。 サバイバルの現実とその方法は選べない。 安全率にランキングは存在しない。

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衛星ウイルスのモバイル構造

宿主細胞と螺旋体状タバコモザイクウイルス(TMV)から 必要な構成部品を調達することによって複製機能を形成する衛星ウイルスは、 感染の症状を悪化させる小型の正20面体状のモバイルウイルスである。 サテライトウイルスは、自然界で最も小さな複写装置にちがいない。 自然の相互依存は最小限の構造体に依存する。 サテライトウイルスとタバコモザイクウイルス

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