Quantcast
Channel: 犬のしっぽブログ  Yasushi Kajikawa
Browsing all 1979 articles
Browse latest View live

地球の溶けた中心核による磁性変動

ジャイロスコープを使って一般相対性理論を証明することと 地球の溶けた中心核の磁性変動で磁北が東へ移動していることを 地球の気温が現在低下しつつあることに だれも相互に関連づけられない。 しかし急激な大規模の気象変動に備える生活器の開発が 電気自動車よりも優先されるのは選択の問題だ。 経済を超えたサバイバルの段階になるだろう。

View Article


プリセッションは天体間の運動だけではない

シナジェティクスは純粋な数学的発見から生まれる。 デザインサイエンスの実践を通じて シナジェティクスのモデル言語は漸進的変化を遂げ始める。 シナジェティクス諸原理の有用性を実験すればするほど 原寸大プロトタイプの素材選択と生産方法に 最大のプリセッションが突然訪れる。

View Article


差益の起源

中央銀行はアメリカにもあるが、旧ソ連にも存在した。 後者の中央銀行は計画経済の管理統制をしたが、 預金金利と貸出金利の差益で富を独占できる権限を 中央銀行に与えるための金融資本主義の理論は ともに対立するイデオロギーの同じ背景となった。 差益は支配のための見えない武器である。

View Article

概念モデルを解明する言語

同一のモデルを異なる方法で知覚することによって ある発見がなされた時、 発見後もそのモデルを物理的に 何も変化させる必要がない場合がある。 新たな概念モデルを解明する言語が生まれた瞬間である。 経験の偶然性をメタフィジックスからの情報と統合する 生成文法はシナジェティクスである。

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

Man knows so much and does so little.(R.B.Fuller)

Man knows so much and does so little. これは、バックミンスター・フラーの忠告だったのだろうか。 否、天才たちの仕事を伝記のように 尊敬ばかりしている傍観者に 容赦なく飛来する過去からの無人機ブーメランだ。 幸運にも私のテンセグリティ・シェルターに 未だブーメランは来ない。 共振するテンセグリティ、シェルター 直径6.5m カーボン材 重量30kg...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

『コズモグラフィー シナジェティクス原論』R.B.フラー

シナジェティクスは構造デザインの手段ではなく 宇宙起源論の過程にある思考の幾何学である。 テンセグリティが観察から発見されなかった科学的方法論を 創出した後に、フラーレンが発見された。 フラーレーンから細胞や放散虫の構造までを一般化する方法は 数学や生物学にはなかった。 ☆『コズモグラフィー シナジェティクス原論』 白揚社 (2007/9/1) バックミンスターフラー 著 梶川泰司 訳

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

包括的思考のクリティカル・パス

ジオデシック・ラインは最短距離であるがクリティカル・パスは最長経路である。 どんな情況になろうとも最悪の現実を回避する経路は最長となる。 最長経路と時間を最短にするためには、 発明や発見によって既に構築されたクリティカル・パス自体を 陳腐化または破壊しなければならない。 それはシナジェティクスとデザインサイエンス の相互作用でもある。 包括的思考のクリティカル・パス...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

早朝の天然酵母パン

天然酵母パンを最初に作ったのは幼稚園の授業だった。 葡萄から酵母菌を培養してパンを作る方法は 子どもの遊びを超えた革命的な知恵だった。 今では酵母と塩と小麦粉は 全自動で生化学的に8時間後に焼き上がる。 パンの香りで目覚める早朝は、いつもその鮮やかな記憶が漂っている。 HBで焼き上がった1.5斤の天然酵母パン 砂糖を入れなくとも多めの塩と小麦粉だけで十分に発酵する

View Article


詐欺師(imposter)の想像力

他人になりすまして他人を欺くはずの詐欺師が 他人の独創性を盗んだ場合、 他人の経験を自分に対して欺し続けなければならない。 (自分の内部に自己宣伝用ポスターを貼り続ける) しかし、アイデアを考案した動機までも盗めない。 しかしアイデアを考案した動機までも盗めない。 偶然性と間違いの神秘が織り成す動機のリアリティは、 動機の具体性を置き換える想像力がない場合は再現不可能だ。

View Article


教科書

科学では、理論を学習するために実験する。 優れた科学者は実験から理論を作る。 偉大な科学者は原理を発見する。 しばしば、科学的ではない方法で。 その発見後に、優れた科学者たちが実験するが 原理の発見者が教科書を書く歴史はない。 真実の思考の過程はつねに編集されている。

View Article

動機(Know-Why)

動機は、間違いの神秘から誘導される非論理的な最初の経験だ。 直観的で根源的なメタフィジカルに接続するまでの。

View Article

科学の探求方法さえも編み出す動機

優れた着想を練り上げるための 科学論文の記述方法のウハウなどは 専門分化に従事する専門家たちの自惚れである。 原理の発見者とその概念化におけるパイオニアには、 論文審査や熱狂的な投稿とは無縁な段階がある。 シナジェティクスは、純粋科学における 探究方法さえも編み出す動機から始める。

View Article

料理は複雑な生化学反応

料理はしばしば創作と言われるが、 人間の身体のような複雑な生化学反応であり、 人間には食物の調理方法の発見しかできない。 料理のレシピから食物に対する神聖さが後退した時に、 「料理を作る」という言葉が生まれた。 私は出来るだけ外食はしない。 料理こそ身体の環境デザインだから。

View Article


「数えられる無」の脅迫

ゼロ円生活、ゼロ金利、残高ゼロ、 これらはゼロの使い方の一部だ。 ゼロという無限を対象化した概念と記号化の革命によって 「数えられない無限観」から人類を解放した歴史が忘れ去られ、 富と借金を合計するとゼロになる経済学から信じ込まされたのだ。 「数えられる無」に怯えさせるために。

View Article

レシピ(recipe)とは受け取ることである

レシピは秘法の集積かもしれない。 料理は見えない生化学反応の連続だ。 知識もまた同じである。 相互作用する順序やタイミングを無視すると、 かなりまずい結果になるだろう。 知識も複雑な生化学反応をする。 レシピ(recipe)とはreceiveであり、受け取ることである。 しかし、思考とは受け入れることではない以上、 思考のレシピは、存在しない。 思考の自発的な生化学反応は、個人の経験から生まれる。

View Article


水と酸素と食料によって

水と酸素と食料によって、 外部エネルギーを自己に取り入れる過程で、 スマホに自己を吸引させビッグデータをより肥大させる時、 シナジェティクスは、 自己を含んだすべてを宇宙に組み入れる方法となる。 物質とほとんど相互作用しない暗黒物質に対する これ以上の生化学的反応があるのだろうか。

View Article

彫刻家ケネス・スネルソン

生活空間としてテンセグリティは危険すぎると考えたスネルソンは、 テンセグリティの自律的な外力分散システムや付加的でない 自然のリダンダンシーに対して無関心なまま、 テンセグリティ彫刻を作り続ける間に、 彼の60兆個の細胞は安全なテンセグリティ構造を 既に採用している現実が発見された。

View Article


簡単な諸問題の増加方法

解決すべき諸問題は、 それらの問題を解決する方法よりも多い。 解決できると感じて方法を考案することが、 既製の方法で実践することよりも少ないからだ。 統計の偽装はもっとも簡単な諸問題の増加方法である。 つまり、最大のコストで諸問題を解決する 既製の実践方法=戦争の始まりだ。

View Article

自分の限界

飛躍するには、それまでは未知だった自分の限界を識ることが先行する。 それでも自分の限界は存在する。 その限界は確実性よりも可能性に無関心な人々が 共有する壁から出来ている。 限界は全方向720度に拡張できる。 自分を外部から観る最初の内部と外部の反転操作によって。

View Article

自然界には存在しない形式

「自然界には存在しない化学物質」に鋭敏な人がいる。 統計偽装を首謀した安部首相の「人間界には存在しない言葉」で 鋭敏に自然なアレルギー反応を起こすのは、 不自然な言葉も自然界には存在しない化学物質のように振る舞うからだろう。 メディア(見えない権力構造と市民の間を政治家が媒介する装置)が 複製されはじめたのは、1920年代のラジオ放送以後だ。...

View Article
Browsing all 1979 articles
Browse latest View live