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Channel: 犬のしっぽブログ  Yasushi Kajikawa
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マインド(mind)

マインド(mind)は精神と訳されるべきではない。 それはシナジェティクス効果であると同時に道具である。 宇宙(integrity)と自己(me)との統合される場において。

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稀少生物

資本主義は、富裕層を稀少生物として経済(つまり自己保存のための戦争)を成長させてきた。 その稀少生物はオークションが好きだ。 自分たちだけ生き残るための経済とは 自身の稀少性を根拠にして 完全に再生的な自然に対して自らの生命を危険に晒すシステムである。 しかし、残りの大多数の群れは、つねにその行為を模倣したがっている。

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頂点という(nothingness)

頂点という(nothingness)を通過するエネルギーは まったく異なった原理から成り立つ構造を形成する。 テンセグリティは 理論的転移と実践的転移を同時に証明する構造である。 たとえテンセグリティモデルでさえ。 それゆえに、モデル言語を理解した段階が テンセグリティモデルで露わになる。

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数えられる無(nothigness)

テンセグリティ構造体に面は存在しない。 面は、張力材に囲まれているかぎり 数えられる無(nothigness)に変換する。 さらに、テンセグリティ構造体に 面(face)を付加する純粋理論がなければ、 人類はテンセグリティの空間構造を生存に利用できなかった。 数えられる無(nothigness)こそが 空間の内部と外部の境界面を形成する テクノロジーの前駆体である

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単独者たち

シナジェティクスの原理を変換する技法によって 単独者は、あるいは志を同じくする単独者たちは 自己の身体・思考・行為・存在形式に対して 宇宙的操作を現実化できる。 外部から観た地球内部にシェルターと共に つまり、無線、無管、無柱、無軌道の物理性によって 自己を変容することができる

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美と直観 再考

シナジェティクスは美と直観を 原理の探査方法とその過程から排除しなかった。 それゆえに、シナジェティクスは 社会選別の構造、排除の構造によって 選別され、排除されてきた。 シナジェティクスは テンセグリティが、社会選別の構造、排除の構造を 排除しなければ発見され、そして構造化されなかった原型を モデル言語化することから開始される。

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階級と独裁

沖縄が日本の階級と独裁を仕切る権力体制のもとで支配されてきた歴史に 連帯を感じない人々が、原子炉を動かしている。 この暴力的手段が体制的で合法的なものであるときでさえ、 暴力と放射性を受容し、さらにそれらを課せていく体制を築き上げている。 こうして民主主義は、抑圧と被曝によってますます遠ざかるのである。 それらは、いまや世界中で起きている。

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正常と矯正

すべてが正常化してしまった。 正常を気取った人々の矯正によって。 大地震や、津波、トルネードなどを 非常事態か異常気象に分類したまま。

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無料の同時的監視技術

1 「ポケモンGO」に仕組まれた”ワナ”とは 膨大な利用者のGPSによる位置情報がいまビッグデータに蓄積されていることにある。 これ以上の無料の全世界的な同時的監視技術はこれまでに存在しなかった。 2 25日の東洋経済ニュースによれば、 [「ポケモン」というと任天堂のゲームというイメージが強いが、 「ポケモンGO」はグーグルでGPSを活用した 社内事業から始まったナイアンティック社が作ったもの。...

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視点

シナジェティクスは古典的な3次元幾何学から生まれたのではない。 イメージするという直観が介在しなければ、概念モデルは存在できないという 視点が形成されてくる。 この視点には、しばしば原理が含まれている。

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重力ではなく、張力

重力ではなく、張力を認識することは、 構造の現実的な破壊、その解体のプロセス、 その破壊の種類、質的転換に遭遇するような非論理的な思考方法を通して 遂に構造の定義に到るような劇的な経験を意味している。

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固体の概念

構造とは、大地と結びついた固体的剛体主義のすべての効果、 むしろ、固体の概念と結びついた知のすべての効果を、 可能な限り、深く、そして広い範囲で暴き出すことに違いない。 例えば、太さと重さで誇る大黒柱のある家屋の崩壊によって もっと太い柱を求める超専門分化主義を。 大黒柱は、固体の概念の象徴であるばかりか もっとも重要な部分を構造に与えた固体的経済主義の終焉でもある。

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デザインサイエンス教育

自動車やパソコンが、個人が好みに応じて自由に選べるように、 教育は、個人が好みに応じて自らを変えることを可能にすることを 知識によって理解することができる。 デザインサイエンスは、個人の思考や行動、そして知識を変えるよりも 環境を変えることを可能にする。 これは宇宙の諸原理が恒久的であるという条件でのみ可能なことだ。 したがって、デザインサイエンス教育は、自分を変えたい知識から始まらない。

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アンチ・イノベーション<innovation>

シナジェティクスにイノベーション<innovation>は馴染まない。 イノベーション<innovation>は、 生産を拡大するために新たな生産要素を導入したりする企業家の言語である。 発明は、物事の新しい結びつきを考え出すことにある。 さらに、発明の中から際だった独創性へと発展していく時、新しい概念が形成されている。...

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続)アンチ・イノベーション<innovation>

自然にイノベーションやリノベーションは存在しない。 自然はすでに統合されたテクノロジーである。 群れから離れた個人がまったく新しいものを、発見、発明してきたのは 自然からの情報を受け取れやすくするためである。 自然からの情報を受け取れやすくするための自己教育方法から シナジェティクスは生まれた。 自然からの情報を受け取れやすくするための 効果的なメタフィジックスの教育方法は...

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人権について

国家は人口を増大させることができるが 虐殺もできる。 自国でも他国でも合法的に。 人権保障は各国の政治に委ねられていたのはほぼ40年前である。 つまり、人権の普遍性はアプリオリに考えていなかった事実がある。 しかし、すべての個人には国家権力からの自由がある。 個人は人間を国家のために虐殺してはいけない。 自国でも他国でも。 人権の普遍性が、<軍隊を持たないイデオロギーは存在しない>という...

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知識と経験

人類が共通に持っている地球の表面と上空と地下の それぞれ10キロメートルの圏内に生息する既知と未知の生命と共存する権利を 異なったコロニー間と共に行使し、交流し、生存するためのシェルターのデザインとその製造を 可能にしてくれる最初のシェルター工場から建造し、配送するための包括的テクノロジーを完成させるためには デザインサイエンスチームには、知識と経験だけではは不十分である。...

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数学的自然

新たな<構造とパターン>をデザインする最高の方法は、 自らそれを発見することである。 <構造とパターン>は、純粋な数学に属する。 数学的自然はアプリオリに存在する。

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数学性、科学性、客観性

シナジェティクスの数学性、科学性、それらの客観性が、 モデル言語の有効性にしか根拠が求められないかぎり その有効性の実証はメタフィジックスによる フィジックスへの変換方法に求める以外にない。 バックミンスター・フラーの『シナジェティクス1,2』(1975,1979)出版以後、 他者によるそのメタフィジックスによるその変換方法の獲得は驚くほど稀であるが、...

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構造

構造は、自己のテクノロジーとの反映物であり 第二の自己である。 構造を通過するエネルギーが構造自体をより強化するかぎり、 構造は、つねに動的に安定している。

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