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Channel: 犬のしっぽブログ  Yasushi Kajikawa
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1927年

バックミンスター・フラーが球状テンセグリティを発見した時、 構造的方法(シンタックス)と意味的な分析(セマンティクス)との分裂と その長い分離の歴史から、自然に潜む純粋な構造の概念を 科学的・数学的に定義するために、 <連続した一つの海に浮かぶ島々としての大地>を想起させる<流体地理学>による 包括的な認識方法の起源は、1927年に創始されたシナジェティクスにある。...

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機能を伴う物質化(doing more with less)

着想からはじめる人は、 ブレーンストーミング(Brainstorming)が好きだ。 それは、半世紀前に開発された集団思考性に依存した幻想だ。 イノベーションは、 概念発明家の仕事ではない。 イノベーションが引き出す全要素生産性は、編集技術に属する。 全要素は予め与えられているからだ。 科学は<着想>から始まるのでなく、<発見>から始まる。 その<発見>は、<概念の発見>とは同時ではない。...

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数学的自然

私の考える、対象化されたモデリングと 感じる存在としての私とは、 同じ一つの主観から形成される時、 それらは、けっして観察から誘導され、 抽象化されてはいないのだ。 数学的自然は、先験的である。

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客観的に、 そして直接的に

シナジェティクス研究所ブログ参照 客観的に、 そして直接的に

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鳥インフルエンザ・ウイルス

人間が家畜として飼育し、経済的価値をもたらす動物には 高い確率で彼らにも人間にも致命的な病気が発生する。 人為的な環境がウイルスの遺伝子の変化を加速させ、 高病原性を獲得するシステムがある。 基本的にインフルエンザ・ウイルスは、 構造の経済的価値をもたらす正20面体の5回対称性を維持している。 人為的な環境は、明らかに生物宇宙と相互作用している。 それらは、宇宙エコロジーの一部である。...

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生命維持装置

カボチャ中でも伯爵の表皮は、特に白い。 その伯爵にはデンプンを糖に変える酵素があって、 低温でゆっくり加熱することによって甘味がはじめて増すというのは正しくない。 その伯爵を高圧の圧力鍋で約8分間、短時間で加熱して蒸した後でさえ甘い。 しかし、そのフィルム状の表皮は、急激に加圧して急激に減圧した時にのみ、 カボチャの分厚い硬い外皮から分離し始める。...

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絶対的モデル

古典幾何学から新たなアインシュタインの世界像によって 転位し、離脱したシナジェティクスは、 現代数学のように視覚化から遊離することなく、 やがてそれまで決して名辞されたことのない現象、 あるいは古典幾何学の概念の牢獄に幽閉されていた思考方法を、 ついに数学的に再現可能な絶対的モデルによって 実証するという世界認識に至る。 その尽きることのない無限とも思える絶対的モデルの発見とその方法こそ、...

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動力学的住居

17世紀にミケランジェロに加えてレオナルド・ダ・ビンチが設計に参加した  バチカン市国の世界最大級のサン・ピエトロ大聖堂によって 無柱の球状空間(直径49m)が、絶えず威信を持つようになり、 その後の宗教的建築のモデルとなった。 世界最大級のための初期の構想案は、完全な半球ドームであったが、 最終的に静止力学的な解法と実験から尖頭型ドームが採用された。...

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unknown entity

記憶力による知識は、他者の知識に依存する。 実験と経験によって獲得される知識は、時折、思考方法を変革する。 その思考方法で捉えられない主観的認識は、直観から始まる。 思考や感覚に頼らないで観る領域は、しばしば可視化され、 その領域(unknown entity)は、 観ることによって接近し、拡張される。

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瞑想

シナジェティクスモデルの発見、 つまり、物質化と非物質化との相互作用の存在は 全体を完全な注意を払って見つめる心の状態と関連している。 ライセンスや生活費を稼ぐために どうして学校や仕事場に行く必要があるのだろうか と、考えた16歳の時の直観とすこしも変わらない時代に生きている。

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一つの巣

ほとんどの同時性は通学や出勤によって維持されている。 膨大な石油エネルギーと原子力エネルギーが その同時性の確保のために浪費させられている。 <一つの巣にすべての卵を生む RBF>危険な習慣性デフォルトを支える、 すなわち、一つの巣の中で適者生存を競う同時的社会観は 知的な成長と自然の経済から脱落する。 学校や職場という同時性で矯正する環境は、 一つの巣の中の国家経済の破綻と共に解体されるだろう。

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空気メーター

グランチは、石油資本による電力ネットワークを構築する前に空気の独占方法を模索していた。 マルセル・デュッシャンは、<パリの空気50cc>(1919)を制作する前の、彼の作品メモはその歴史を批判する。 <自分が呼吸する空気にお金を支払わねばならない社会を作りだせ> [空気メーター、禁固刑または空気の希少化を行なうこと、料金未納の場合は必要に応 じてただ窒息(空気のカット)させよ](1915)...

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回転軸保存性

構造を発見するということは、 これまでの構造を支えた概念に到達するための現実的な破壊と解体、 まったく別な次元へ転換、予測を超えた段階に到るような何か(=プリセッション)を 経験することを意味している。 ——原子核の発見が電子の発見から転換されたように。 軸回転するものは他の軸回転するものへ距離を隔てて影響を与える 宇宙の存在形式がある。 そして、このプリセッションが思考の構造までも変革することが...

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<個人>の概念

<個人>の概念によって、単純で強い自己愛に包まれたまま静止している習慣を 自己の外から見ることは困難だ。 <原子>にもさらなる内部構造がある実験の方法が一世紀前に存在したように、 <個人>にもならなる内部構造があることを示す思考実験の方法は存在する。 そして、民主主義政治システムの中の<個人>の概念は、 何者であるかを見出すための幻想に満ちた矯正手段であることが認識されるだろう。...

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広大無辺に拡がった虚無という企て

☆シナジェティクス研究所ブログ 参照 広大無辺に拡がった虚無という企て

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泉;もう一つの<現実>

人類の遺伝子レベルには、直接に生計を立てる方法は先験的に備わっていなかった。 しかし、生計を立てたいという個人的欲望から、 銀河系で人類が生存可能な発見や発明が生まれないようにデザインされていた。 もう一つの<現実>から湧き出てくる原理群には、 支配的な集団によって社会に提示される概念のような 計画的陳腐化が発生しない事実に、 イデオロギー革命は言及しなかった。...

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Article 0

構造は、圧縮力よりもはるかに張力によって制御され 張力は、その圧縮力によって個性づけられる相互関係を形成する。 それによって、圧縮材のみが外力に対抗する段階が完全に消失する。 圧縮材と張力材のそれぞれの自己同一性(モジュール化)は、 構造の統合力の現れであり、その物質的手段なのだ。

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ローカライゼーション(地域化 localization)

個性は、民主主義よりもはるかに権力によって制御され、 教育は、その権力の構造によってローカライズされる。 個性化が独創性を加速する方法ではない。 個性による職業的な同一性は、 その手段であり、権力の作用効果である。 ☆ペンギンの翼は、自然の個性化を果たしている。yk

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表裏のトポロジー

グーグルや他のSNSなどは、 いまや、個人を監視し、管理し、さらに 自主的に、やがて無意識的にも自己を訓練し、 さらに自ら矯正していくシステムから 個人が意識的に、群れから完全に逃亡し、 新しい群れに出会うための 独自なテクノロジーを発達させない社会には不可欠である。 これは核兵器のような大量殺戮兵器開発よりも 安全で確実な安価な方法である。 大多数の個人と共有できる無料アプリだったから。...

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あまりにも不変的な

バックミンスター・フラーから開始された モバイル・テンセグリティシェルターの開発の根拠とその歴史は、 金や土地を所有することで 周期的な経済破綻から逃れる方法が、 絶えず稀少性という基本的条件を維持し拡大する権力構造の方法であり、 それ自体はエントロピックで それゆえに、非再生的な有限な金や土地によって 経済を可能とし必要とすればするほど、 人間の生命と人生を危険に陥れるあまりにも不変的な方法として...

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