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Channel: 犬のしっぽブログ  Yasushi Kajikawa
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自然のデザイン

<自然のデザイン>を発見した後、かなりの時間を経過しないと、 そのデザインを応用する方法を知ることができない。 なぜなら、それが<ノウハウ>、つまり 実際に応用するのに必要な独自の技術的知識と経験からなる総体なのだ。

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戦争機械

メディアが、現実の戦争プロセスを記述していると期待させる一方で、 国家からの監視を告発できる装置がない場合、 戦争機械は、平時に自動的にバージョンアップされる。

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軍事心理学

軍事産業が生き残るための方法が 政治権力だけで編み出されたものではないならば、 国家が消滅してしまうような危機を管理できるのは 政治家の知識からではないことは明白である。 生き残るために敵を殲滅するというプロセスは 民主主義の元で遂行されるという思考回路への矯正には、 <自由からの逃走>が狂気の対象にはならない心理学を必要とする。 その心理学こそが、...

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規律訓練

忘れてはならないのは、 1 アメリカの占領下で優れた民主主義教育が遂行され、 アメリカの基地で核を保有する奴隷的な支配下で、 自由の制度の構築が謳歌された事実である。 2 1964年中国は、アメリカおよびソ連の核への抑止力としてアジアで初めて核兵器を開発し、 アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国の5か国による 核軍備が完成した21世紀の冷戦後の軍備化において、...

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革命的な自己教育システム

1961年当時9歳だった私は、 文部省指定の教科書がいっさい使われないまま、子供が子供を教育する 教育実験プログラムの指定校(公立の小学校)に通っていた。 子供は、数学や生物学を、そして工作を自力で学んだ。 つまり、無数の間違った情報とその間違いを是正する方法と共に。 私のランドセルには、ノートと重すぎる百科事典しか入らなかったが 教師を不要とする子供の自発的で自律した学校生活は、...

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破壊実験

航空機も自動車も、 破壊実験によって最終的な安全性を含む全性能が確立できる。 核兵器もこの破壊実験によって、目的とする破壊力が確立されている。 (広島と長崎での被曝実験によって、核兵器はより改善された。) 航空機や自動車の破壊実験に失敗がないように あらゆる核実験や弾道ミサイルの実験に失敗はない。 予測性能は、実験毎に向上するが 学校教育では、失敗や破壊を回避する思考回路が形成されている。...

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テストパイロット

実験(experiment)と経験(experience)は、類義語である。 experi-とは、外部から試すしたり、調べる行為を語源としている。 繰り返して試したことによって獲得された知識群は、 つねに安全な外部にいる専門家(expert)を必要とする。 破壊実験を遂行するほとんどの専門家たちは、つねに安全な外部にいなければならない。...

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不連続の連続という概念とテンセグリティの起源

不連続の連続 ☆参照 シナジェティクス研究所ブログ

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張力が不可視な動力学的なモデル

ベクトル平衡体やテンセグリティのような動力学的なモデルは 古典幾何学における<面、点、線>の関係からは記述されない。 シナジェティクスにおける記述の突然の変化は、 幾何学の探求者と対象化されるモデルとの関係が完全に変化したために生じた。 動力学的なモデルは、時間を含むからだ。 シナジェティクスのモデル言語は この関係を捉えようとするために生成される。 プリンストン大学時代のアインシュタインは、...

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合成と統合について

水が酸素と水素から<化合>できるが、 水素と酸素とを体積で2対1の割合に混ぜただけでは水はできない。 これらの気体を同時に着火して爆発させると水素も酸素も消失して、はじめて水ができる。 水素と酸素が相互にはたらきあって、結合して水になる。 テンセグリティは、紐と棒から<合成>できるわけではない。 テンセグリティは、その<合成>過程で分子間引力という張力の概念と...

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無誘導で飛行する弾道ミサイル

お金がお金を生むゲームさえも経済学にしてしまった結果、 「破綻する経済学」(グローバリズム)を受け入れるために 周到な準備がなされてきた。 「破綻する経済学」は、核武装することで 恐慌時の共産主義からの攻撃と破壊工作を防御しなければならない。 大陸間弾道ミサイル(ICBM)を配備している アメリカ合衆国、ロシア、中華人民共和国によって、...

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シナジェティクスへの壁

シナジェティクス原理の探究の態度とその技術的方法とは何かを理解するには、 それらに対応する二つの壁(=間違った思い込み)を突き合わせてみればよい。 1.概念的な壁が、理解のための追従的態度から生まれる。 2.技術的な壁が、自らの思想を巧みに表現するために、   話し手や書き手が従う規則(論文の書式や修辞法や、図学など)から生まれる。 間違った思い込みは、主体的な主観性を遠ざける。

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自己シェルター

自己テクノロジーは、宇宙と環境との境界に 自己シェルターとして媒介する。 その自己シェルターが、単独では存在せず、 他の有限なものとの関係において生成され、存続するかぎり、 自己シェルターは重さのない諸機能の統合体である。 宇宙がそれを受容する時、自己シェルターは、 宇宙と自己が織りなす無償の贈与システムとなる。

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フラクタルな共謀罪

人間が服従化され矯正化されていく諸形式の 最大限の包括的な形式が、共謀罪である。 それらの諸形式とそれらの段階が 共謀罪に服従するコミュニケーションを生成するのだ。 そのフラクタルな誘導的な自動化を構想したのは、 <犬のしっぽに犬の散歩を委ねる>ための法律家資本主義である。 権力テクノロジーと法律・記号テクノロジーが融合した 法律家資本主義は、第2次世界大戦後にアメリカで発明された。

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続)フラクタルな共謀罪

ある犯罪の共謀性と、それ自体を構成する条件を有するすべての犯罪が共謀罪である。 ある行為を犯罪と評価するための上記の条件設定は、すべて権力に委ねられる。 共謀罪を立法化するために代理人に委譲する疑似民主的なプロセスさえも、 共謀罪の条件を満たしている。 共謀罪は、<自由からの逃避>を加速する フラクタルなシステムの総称である。

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自由(=Freedom)の実践方法

シナジェティクスが、自然の原理の発見によって、 その独自な探究方法を確立しながら デザインサイエンスの環境の変革によってもたらされる 自由(=Freedom)の実践方法でないとしたら、 自己規律を伴う自己テクノロジーは 宇宙に内包されなかっただろう。 エネルギーと水、食料とシェルターの科学的な生産技術は、 自己テクノロジーを媒介する。 人為的なリバティ(liberty)とは異なった...

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未知(unknown)の領域から

☆ 参照 シナジェティクス研究所ブログ 未知(Unknown)の領域から

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より働かない自由

建売り住宅と分譲マンションをより効率的に販売するために 賃貸をより少なく、より高い賃貸にする戦略によって、 豊かさを求める人々を土地不動産と株に繋ぎ止めながら、 土地資本主義は、自ら不動産を手際よく処理した歴史以上に、 世界中を自由に移動する企業の戦略的で 独占的な能力を加速度的に増強してきた歴史は ほとんど知られていない。 豊かさを求める欲望は、ますます<金利>に繋ぎ止められ...

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自由に住む手段と場所の選択肢

鯨が海水という環境との相互作用を楽しむように、 人類には大気圏と水圏、そして大気圏外での相互作用を楽しむための 道具をデザインする能力がある。 21世紀の個人には、 船と飛行機、そして自動車で移動できる手段の選択肢があるが、 自由に住む動く住居の手段(=モバイルシェルター)と その場所の選択肢はもっとも遅れている。 大気圏内での相互作用が、もっとも経済的で安全だったにも関わらず...

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核保有への前提

人間が互いに敵対するようになり、 さらにどのようにしてイデオロギーを教育するかを知る前に 人間が生まれた時に、 すでにイデオロギー的世界観を自由に選べなくさせられ、 無条件で受け入れざるを得ないことこそ 核の保有に不可欠な前提なのである。 敵の殲滅という固有の世界観を含むかぎり つねに排他的であり、 競争と矯正によって独占的な実利を最優先する合法的行為さえも イデオロギー的である。

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