計画された冒涜
安全な記者クラブから嘘を捏造し 憎悪を煽り機動隊を差し向ける 絶えざる偽善者による利権の独占に 批判するだけの指導者たちは色あせた。 賢者を気取りつつ 無知と迷信を助長する彼らの元で学ぶ若者の 美しさと想像力を破壊し 不合理な法律コードの脅しで喜びを封じ 惨めな高コストの味気ない環境で魂を圧殺するばかりか 制御できない人間に悪意のみを露わにする高慢な罪人たちに 反論するよりも沈黙させる平和戦略こそ...
View Article思考の外部化
考えたことは、書くよりも、 ipad proの音声認識アプリでテキスト変換したほうが 正確で早いだけではなく、話しながら考えることのほうが より自然である。 言葉は、思考を生成するが、声が思考を外部化する。
View Articleモバイル・シェルターの環境制御
モバイル・シェルターの環境制御とは 回転する角度・屈折・反射・磁力、重力などの 異なる物理的作用を相互に関連づけながら 選択可能な環境的要素とそれらが織りなすプロセスを 包括的に管理する技術である。 相互に関連する環境的要素とは、 光(エネルギー)、温度(断熱)、太陽の軌道(方位)、空気(流体)、水(湿度)、 植物(光合成)、微生物(共生)、人間の主体(メタフィジックス)である。
View Article反射と逸脱
脊髄で情報が折り返される<反射>の過程には、僅かな時間が介在する。 火傷の危険を回避するには、運動神経に命令を伝えるための最小限の時間がかかる。 すべての生命現象には、生命を維持するための固有のズレを補正する <可動舵 (trimtab)>が形成される。 たとえば、筋肉に命令をより速く伝達するために、 運動神経は筋肉よりも相対的により太くなる。...
View Article防衛システムの日報
非公表や隠蔽に対して罰を受ける能力は、罪を感じる能力とは無関係な場合がある。 政治や法的な記号システムに習熟したとしてもその能力がない人にはないのだ。 その能力は法学や医学の対象外だが、兵站戦の最高指揮官のその虚偽(バグ)が 防衛システムにインストールされた時に、最大の弱点になるだろう。
View Article動力学的モデルの発見まで
ベクトル平衡体は、回転軸と頂点の軌道を同時に視覚化する 最初の動力学的モデルである。 ギリシア時代の大理石から再現される固体的な多面体モデルから この動力学的モデルの発見まで2500年間が経過する過程に 原子核構造が発見され、その軌道には回転対称性が発見されている。 さらに、核子がスピンと回転対称性的な軌道を有する殻モデルの発見から ベクトル平衡体の物理的世界像が形成された。...
View Article思い違い(under a misapprehension)
どれほどの思い違いをして生きているのかに 気づかないように生きることができる。 それはDNAの間違った発明に違いない。 自惚れや自己愛を遠ざけるだけでは、この思い違いから解放されないだろう。 真実を求めていない群れの規律(=見えない空気)のなかで生活している時代は続く。 その時代毎の富が注がれながら。 シナジェティクスは、数学の思い違いからさえも解放する<方法とモデル>の宝庫である。...
View Article単一種を群生させる除草剤
除草剤は、短時間に確かに除草するが 除草剤はある種の植物を除草しないようにデザインされている。 生き残った植物は、除草する前よりも短時間により成長することができる。 ある種の植物は、人間の背丈までに達する単一種の群生となる。 それによって、除草剤を確実に断続的に使用させることができる。 除草剤は、高コストな食料生産のプロセスに 無意識的に適応させる矯正装置になるばかりか、...
View Articleシナジェティクスを理解する以前
16歳までの思い違いに目覚め、1975年に出版直後の『シナジェティクス』に出会い、 25歳までの更なる思い違いを排除する過程で習得した 思考のプロセスと方法を独力でモデルと論文に変換し、 1981年夏ついにバックミンスター・フラーに出会えた時の 安心感と信頼以上の科学的探究のための環境はないだろう。 モデルと論文を見たフラーが、シナジェティクスのすべてを理解していると評価してくれた時、...
View Article偽善・偽装・欺瞞といった3Gパターン
記憶がないとか、私の記憶に基づいてとか、 議事録や報告書が保管されていないとか 個々の政治家や官僚にはビッグデータとは無縁な素振りである。 彼らこそ、最初にAIに乗っ取られるだろう。 国会討論の過去のデータから特定のパターンを見出す 機械学習のAIは、偽善・偽装・欺瞞といった3Gのような 品格のない言動パターンによって、人間から希望を奪いながら...
View Article非同時性
形態の相違、ゆえに抽象概念の相違は、非同時的である。 しかし、すべての形態は、非同時性によって統合された無限の構成要素からなる。 ゆえに、シナジェティクスは形態学を超えなければならかった。
View Article上部構造(superstructure)からの
インフラストラクチャー(infrastructure)とは、「下部構造」を意味する。 ライフライン(Life Line)は、下部構造に属する。 それに対して、上部構造(superstructure)とは、法律体系や道徳・芸術・宗教などの 政治・経済的・社会的意識の諸形態のことである。 (したがって電気代をゼロにする程度の<オフグリッド>は、 上部構造からはけっして離脱できない段階なのである。)...
View Article単純さの方向性
膨大な利益確保のためのエネルギー資源の輸送を閉じた「パイプシステム」や 局所的な地域ごとの電力ネットワークで独占する国家によって 許可される住宅・都市建築との全面的対立をとるのは、デザインサイエンスの目的ではない。 自由を拡大するテクノロジーの単純さの方向性である。
View Article熱中症(heat stroke)
人体の成分のほとんどは、かなり狭い範囲で凍結・沸騰・蒸発する水である。 内燃機関の冷却は、オイルではなく水である。 熱中症が脱水による体温上昇と、体温上昇に伴う臓器血流低下と多臓器不全なら、 暖めたエンジンを適切に冷却する水が不足するだけで、 エンジンには確実に後遺症が残る。 原子炉も水惑星以外では使用できない。 水惑星の大気と海は、内燃機関と原子炉のエントロピーの捨て場となっている。
View Article家庭内禁煙
互いに異なった複雑な外部的な関係が単純な内部的な方向へ短時間に変化する。 それは、政治的な組織化では、ファシズムと呼ばれてきた。 憲法改正によって国内の基地化を永続するための見えないプロセスが進行する。 家族が家族を訴える習慣への条件反射。
View Article防御と従属
アブに刺されると激しい痛みとその後も赤いしこりが残る。 この経験が繰り返されると、屋外でも屋内でもアブの羽音を聞いただけで 突然、以前に増した激しい痛みを体のどこかで感じるようになる。 受け入れがたいほどの痛みによって、想像した痛みであることに気づくまでに 仮想的なアブを虚しく探すほど滑稽な事態は周囲には不可解である。 痛みをあたかも待ち受けているかのような...
View Article夜明けのドローイング
森の中でしばらく生活すると、例えばスピーカーからの音楽や過剰な光、 そしてある種の食物を必要としなくなる。 森でのサバイバルの経験を統合していくと知覚が変容しはじめ、 その知覚がより鋭敏に機能するような環境を短期間に生成すると考えられる。 環境は自己以外に属するという知覚によって 夜明けのドローイングが始まる。 驚くことに、人類が環境と宇宙と自己との相互関係を捉え始めて...
View Article2次的な美的基準
テンセグリティが張力を生成するのではなく、 圧縮力が張力を生成すると張力が圧縮力を生成する時、 その非同時的な相互関係がテンセグリティを維持する。 テンセグリティは多面体から発見されなかった。 面は存在していなかったから。 テンセグリティを生成させるための対称的形態は、2次的な美的基準からである。
View Articleキノコ雲の外破と内破
物理学者は、キノコ雲と黒い雨の生成過程を科学的に分析していない。 2007年の犬のしっぽから再び引用したい。 真空管が破裂することを、内破(implosion)という。 内側に向かって爆発するという意味である。 この概念は、正しくない。 内破は、重力現象として見るべきである。 ヒロシマの原爆は、空中爆発(explosion)であったから 爆発と共に強大な球状空間が真空化され、...
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