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Channel: 犬のしっぽブログ  Yasushi Kajikawa
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シナジェティクスは幾何学ではない

シナジェティクスは形態の探究ではないばかりか、 シナジェティクスは幾何学ではない。 25世紀間も幾何学は時間を含まなかった。 幾何学の探求者が新たなシナジェティクスモデルを発見することは稀である。 バックミンスター・フラーの時代から 概念モデルの発見を伴うシナジェティクス論文はアカデミズムでは不発だった。 プラトンの正多面体(Platonic solids)が...

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朝、目覚めた時アイデアが出来ていた

これまでの知識間の関係を否定する概念の発見とその起源まで遡る分析において 概念の発見の根拠を検証・分析する過程で獲得されていく新たな概念が 相互に統合され論理性へと到達するとは限らない。 しかし、ほとんどの学習過程では、 ある概念を発見した動機とその概念の起源にまで遡る分析のプロセスは省略される。 自己規律を教育する教師が不在の場合、 編集された知識による改良された技法とその優劣に始終するだろう。...

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直線的思考

直線的に成長し、増殖する有機体生命は存在しない。 そして、非直線的な映像編集方式(Non-linear editing)などが 人間の視覚的理解をより加速させてきた。 ミサイルの弾道は、非線形的であるにもかかわらず、 不安と怖れは、人々を直線的思考に耽らせる。 直線的思考は加速度的に生命を老化させる。

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概念と観察

観察行為は、物質的で、 観察される対象も物質である。 観察行為は、観察される現象を 変化させるというハイゼンベルグの科学哲学は 幾何学をシナジェティクスに変容させた。 (準結晶学の構造を解明した最初の5回対称性のモジュール理論は、 1990年のシナジェティクスである。) 概念は、観察された対象から重要性を発見する。 重要性は非物質的であり、 観察行為(電子顕微鏡など)から形成されない。

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非物質化

釣糸に触ると、魚が掛かっているかどうかは 張力と振動によって瞬時に分かる。 万有引力は、触ることが出来ない。 断面がゼロの非物質化した 弾性率ゼロの破断しない張力材である。 軌道の円周の長さが 電子波の波長の整数倍でしか存在できない電子は 陽子と互いに非接触のまま原子核を構成する。 圧縮材と張力材が互いに非接触でつねに振動する球状テンセグリティでは、...

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プロトタイプ

新しいテクノロジーを社会で効果的に機能させる優れた方法は 人々にそれを盗ませるように そのプロトタイプを見せびらかせる(=デモンストレーション)ことである。 この方法はデザインサイエンスの基本技術である。 プロトタイプは、テクノロジーの鋳型であり、 DNAがほどけてできる一本鎖の塩基配列のような情報としての すべての鋳型は宇宙に属するからだ。 この戦略技術は、バックミンスター・フラーによって...

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局所的なパターン

異常気象の概念は 極度に緩やかな変化を無生物に、 パターンの緩やかな変化を 生命に満ちた自然に求めた結果生まれる<異常さ>に基づいている。 「過去30年の気候に対して著しい偏りを示した天候」というこの概念には 人間の平均寿命からみた統計学が影響している。 一生の間にまれにしか経験しない劇的な局所的変化を 偶然や不運からではなく、 通信技術の開発により多くの局所的な変化が瞬時に報告されるようになり、...

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量子(quantum)

最小のもの、あるいは微細なもの、 さらに中心的な存在というものは存在しない。 ある部分自体のみから考察される特性が存在しない場合は、 他の部分の存在を暗示する。 発見される量子(quantum)は、相互の関係性を伴う。 一つの量子は、他の量子との関係を予言する。 量子(quantum)は、工業化社会の<モジュール>の原型である。 ☆quantumの複数形はquantaである。

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重曹スプレーの実験

重曹スプレーを買わなくともベーキングパウダーを水に溶かしても 実験用の重曹スプレーが簡単にできる。 換気扇やそのフィルター、ガスレンジや鉄板などの 油汚れのクリーニングで重曹スプレーはとても有効な手段だ。 重曹は、脂肪やタンパク質と反応して加水分解の機能を作り出す。 しかし、洗剤と違って重曹は食用であるから、調理後に器具に重曹をスプレーをするよりも...

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絶縁するためのテクノロジー

個人には、他者の自惚れによる対話の限界に言及することになく 未知への探査と開発のための権限が与えられている。 幾何学に先行するこの認識こそが、 シナジェティクスを学ぶ最初の動機となった。 学校の教育プログラムから絶縁する際の、 他者との無意味な対立を回避できるのは 自己のテクノロジーである。

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没・警戒宣言

40年間の地震予知の研究で一度も出されなかった警戒宣言は、 科学的な根拠がない集団による補助金製造装置でしかなかったが、 地震予知が打ち切りになった本当の理由は、 弾道ミサイルの警報システムに伴う防衛システムの確立が 津波対策のための新型堤防建設よりも最優先すべき課題であるからだ。 しかし、日本列島内での局所的な軍事的システムの再構築は、...

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無秩序(disorder)

最初から存在する行動の基本原理は存在しない。 人間は、無知によって自らを無秩序化するだけである。 原子核を分裂させるテクノロジーは 原子核を融合するテクノロジーではなかった。 宇宙の秩序を超えてどんなことも実行できない。

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プリセッション(Precession)

可能性を否定することによって 偶然を引き寄せることはできない。 偶然は思考した可能性を見事に否定する瞬間でもある。 そして、可能性は包括的に理解した段階ではなかったことが分かる。 思考によって<プリセッション>を計画することはできなかった。 フライホイールを用いたジャイロスコープ(gyroscope)が 地球の自転の検出の方法として発明されたのは19世紀であったが、...

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空き家率

無柱、無線、無管、無軌道のテクノロジーは 定住よりも移動によってより加速してきた。 船舶、電気自動車、そして航空機や宇宙船のように。 個人の移動距離の増大によって、 個人はより一時的にホテルや船舶、航空機や宇宙船に 住む習慣を形成してきた。 一方、人々を定住させる土地資本主義は、 1950年代からの持ち家政策によって 都市と農村の空き家率を増大させながら 新築マンションを増加させてきた。...

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ゼロの脅迫(再考)

ゼロ円生活、ゼロ金利、残高ゼロ、 ガス欠、停電・・・・・ みんなゼロの使い方を間違っているようだ。 昼となく夜となく <何もない状態>に怯えている。 ゼロという 無限を対象化した概念と記号化の革命で 数えられない無限観(=空)から 人類を解放した歴史が忘れ去られ、 誰かの富は誰かの借金だというゲームを 信じ込まされている。 富と借金を合計するとゼロになるという <何もない状態>を作り出す経済学に。...

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続)ゼロの脅迫

金銭で金銭を増やす経済学は、 稲作の一粒万倍(=微生物的触媒によるシナジー)の起源に 怯えている。 アジアと中東の稲作地帯は、戦時には爆弾と枯れ葉剤で、 そして、平時には肥料と農薬で計画的に破壊されている。 一粒万倍の経済学は、ゼロの脅迫を陳腐化するにちがいない。

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停留所

鈍い馬から降りたと思ったら 死んだ馬に乗り換える指導者ども。 停留所の方が早く移動しているだけである。 停留所は遠隔操作できるから。

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非自発的失業へ

金銭を稼ぐすべての方法は、 全自動のITロボット化を目指して完全な失業状態まで突き進む。 3%の失業率をもって完全雇用とする法律によって 仕事を発明し続けるのは政治である。 政治家がその政策を考案するのは選挙の時だけである。 自らが失職しないように。 長期的には政治家は皆死んでいる。 法律の作成もITロボットが代行できるからだ。 政治家の非自発的失業以上の発明はないだろう。

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非構造

<犬のしっぽに散歩を頼む(R.B.フラー 1962)>非構造よりも、 進化した自由と生活をあらゆるシーンで具現化する 完全に無管、無柱、無線、無軌道な テンセグリティシェルターをデザインできるシナジェティクスを開始し、 遂にその重量とコスト計算ができるデザインサイエンスを学ぶ環境が まだその非構造に存在していないのは、 シナジェティクスもデザインサイエンスにも...

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固体的思考

動かない構造は、石のように固体的にデザインされているが 巨石自体、動いた結果である。 安住と安定を振動に求めない習慣によって 地震を怖れている。 そして、固体的思考が住宅を破壊している。 結晶中の原子は、振動する。 単独の原子や、分子、クラスターなどの各原子も振動している。

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