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Channel: 犬のしっぽブログ  Yasushi Kajikawa
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<実と虚>の境界線

<実と虚>の相補システムでは <実と虚>の優劣をけっして形成しない。 この相補システムには3種の空間モジュールが存在する。 <実と虚>の境界線は、ジオデシックな円弧状の最短距離で形成される。 正義と悪という概念的対立に置換するしかない政治経済システムは直線的である。 交換可能な相補性の欠如した対立は、時代遅れである。 ☆...

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シナジェティクスは幾何学ではない

シナジェティクスは、幾何学ではない。 シナジェティクスは、 すべての存在に向けられるプロセスに生まれる。 三次元幾何学で代用する閉じた技法から シナジェティクスモデルは発見されないように デザインされている。 実際、構造に関わる専門家たちは、宇宙の重要な構造を発見しなかった。 1949年バックミンスター・フラーによって 球状テンセグリティは、絶えず共振し共鳴する...

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微生物の存在度

秋に死んだ植物が、田んぼや畑で朽ちていく時に 腐敗しているのか、発酵しているのか、 つまり、微生物の存在度で自然が再生されるかが 収穫という概念を生む。 自然農は微生物の存在度のテクノロジーである。 無農薬、無肥料、不耕起の自然農法のための 発見された微生物の存在度は、複製可能なシナジーの源泉である。 未知を超えたシナジーは、自然をも超えている。

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風の吹かない場所

風にはパターンがあるが、 風の源には、風の吹かない場所がある。 無知によって秩序を発見できない場合、 秩序に先行するどんな初源的な風も存在しないにちがいない。

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独創性(Originality)

独創性は、人間からであろうとコンピュータからであろうと、 予期しない障害や干渉によって 独自な問いから生まれる。 しばしば、問いかけ自体に独創性が宿る。 独創性は、複合した全体からやって来るがゆえに つねに<間違うという神秘(RBF)>から誘導される。 独創性が、知的な盗癖からけっして偽装できないのは、 独創性に潜む神秘が、つねに反知性的で不合理だからである。 新しいアイデアをどんなに切望しても、...

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統治と革命

政治家のシナリオよりも速く、そして 機敏に個人が集結する現実が 立憲民主主義を動かしている。 立憲民主主義は、政策ではなく、概念だ。 憲法に違反する統治は革命によって是正されるという概念は、 紀元前25世紀の古代ギリシア時代から存在する。 国家の統治は、より上位の法に従わなければならないと考えた古代ギリシア人は、 先験的な21世紀の無党派層に属する。

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合金について

シナジェティクスを学生ではなくこどもに教えることで どれほどのシナジェティクス原理が発見されたのだろうか。 そして、その原理群がすべて既成品から構成する方法を発見できたなら、 さらにその方法によって、世界中のどんな既成品からも 予測できない全体のシステムの機能が偶然に発見されたなら、 それは新たな合金の発見に等しい。 合金の製造方法は、おそくとも12歳までに習得すべきだろう。

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反・建築家バックミンスター・フラー

膨大な利益確保のためのエネルギー資源の輸送を 閉じた「パイプシステム」や、 局所的な地域ごとの電力ネットワークで独占する国家によって許可される 住宅・都市建築と全面的に対立したバックミンスター・フラーは、 建築家として振る舞うことはなかった。 実際、彼は建築家のライセンスを持たなかった。 1927年、フラーの創始したデザインサイエンスは、反建築的である。 シナジェティクスが幾何学主義を批判したように。

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相補性

遺伝子コードが言語的なメッセージを包含していないように シナジェティックな相補性はそのコードにはいっさい含まれていない。 非鏡像的な相補性は、1950年代の物理学の<対称的な破れ>から始まったが シナジェティクス的には捉えられなかった。 シナジェティックな相補性は、内部と外部の反転に関する回転軸上のスピン操作で <対称的な破れ>を説明できる。 参照 『コスモグラフィー...

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エコロジー

自然について考察したことが、いま見ている副作用だった場合、 自然の主目的はつねに機能していたのである。 人間は、発見した局所的なシントロピーから エコロジーを再現できない段階にいる。

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形態(form)

美の構成学は、 「形態は機能に従う(Form Follows Function)」歴史を踏襲してきた。 デザインサイエンスは、 「形態はけっして機能に従わない(Form Never Follows Function)」 真の機能は、形態を超えた段階に接近し到達するからだ。 共鳴型テンセグリティが非物質化の過程にあるように、 形態デザインは、終点ではない有限性にある。

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静かな生活

経験が増えれば、知識は増える。 発見すればするほど、 情報は減り、宇宙は拡大する。 コスモグラフィーは静かな生活を包む。

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再生する翼

鳥は、他の鳥の翼と交換できないが、 根本から抜けてしまった場合は、部分的に換羽できる。 その間は飛行能力は低下する。 発見によってテクノロジーを蓄積していく人間は、 他の航空機の翼やエンジンとすべて交換できるようにデザインする。 計画的にそのデザインの陳腐化もできる。

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分断と分化

自然の構造においては、 張力は、圧縮力によって、圧縮力は、張力によって、 相互に非同時的に生成される。 与えるか、さもなくば奪うための分断と分化は存続しない。 しかし、権力は、欲望によって自らを非構造化する。 無数の連続した大黒柱によって舞台裏が用意される。

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想像力

真実と虚偽との間には隙間がある。 想像力がそれらの引力と斥力によって奪われないための。

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無知(darkness)

満月は、闇を照らすが 焚火は、闇を焦がす。 ついに無知の夜は、逃げ惑うだろう。 朝霧が太陽を覆うまで。

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数えられない存在

風や水は、数えられない。 砕かれ、分割された大地のすべての部分から つねに全体が除外されるように。 そして、物事を噛み砕いて記憶するよりも 数えられない存在を理解する方法を経験から学べるように。 火星の「万年氷」北極付近にあるクレータ内部に見つかった水の氷

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鳥の飛行

鳥の飛び方を解明して 飛行機が飛行できたわけではない。 翼を上下や前後に羽ばたかせながら、つねに飛行とホバリングの揚力を 発生させる飛行ロボットの開発は、 人工風洞で多様な風を作り出すことから始まる。 羽ばたく機械は、風がなくとも失速しないために 空気の流れや渦を予測的に感じなくてはならない。 レオナルド・ダ・ビンチの飛行モデルは、形態の模倣から飛行機能の再現に始まったが...

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明晰さ

経験は、非経験的要素を言語化する。 構造は、解析可能な部分を解析不可能な全体と統合する。 真の明晰さは、神秘を内部化する。 シナジェティクスはこの内部化の過程にある。

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誤差のエンジニアリング

細分化(Subdivision)による頂点数の増加、 または文節化(articulation)による<分割と増殖>の操作方法は、 観察における残余の不正確さに起因する誤差を減少させることができる。 構造における頂点(somethigness)を ノード(結節)に置き換える方法は解剖学に由来する。 関節(articulation、またはjoint)は、...

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