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Channel: 犬のしっぽブログ  Yasushi Kajikawa
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最初のモデル

概念を理解しなくともモデルは制作できる。 モデルを制作しなくとも設計できる。 それらは模写ですらない。 最初のモデルは、想像力によって発見されるのみである。 発見する前の、感じる静けさを模写することが困難だから。

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シェルター(shelter)

シェルター(shelter)は、貝殻(shell)と移動体(trum)の合成語を語源としている。 危険や脅威から逃れ、待避する安全な場所を形成するための遮蔽手段を意味している。 シェルターは、体積、重量、コスト、耐久性に関する人類の要求を 一語で表している最重要な用語である。 概念からプロトタイプまで、つねに科学的に注目すべき基本条件でデザインされる。

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裏庭

真冬の裏庭にインストールされる小さなシェルターから 外に出かけることはないだろう。 移動可能な小さなシェルターは、植物と共に 太陽を受け入れる最大の受容器なのだ。 裏庭のシェルターは、世界中の太陽と交信できる。 世界中の海は、移動型の光合成型シェルターで満たされている。 彼らは、裏庭の先住民である。 Fig. 203.09 Examples of Geodesic Design in...

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共振する2点間距離

圧縮材が互いに非接触に形成されたテンセグリティモデルにおいて 隣合う圧縮材の端部が形成する2点間距離(=張力材の長さ)を 意図的に縮小させると、全体の球状の張力が増大する。 同時に、テンセグリティモデルの半径も増大する。 一見、常識に反したこの現象を再現できるテンセグリティモデルは稀だ。 テンセグリティを自律させる張力がまだ十分でないからだ。 床に落下させてもバスケットボールのように...

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共鳴テンセグリティ( Resonated Tensegrity)

あらゆる原子核は共振している。 共鳴テンセグリティは、構造安定性を映し出すミクロとマクロを繋ぐ鏡である。 原子核が外部からの共鳴電磁波を吸収して飽和するように テンセグリティは、外力を分散しながら 構造自体をより強化するように共鳴する。 共鳴しない楽器が楽器ではないように 風で共鳴しないテンセグリティは構造ではない。 テンセグリティの美しい共鳴音は、...

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共鳴テンセグリティ

あらゆる原子核は共振している。 共鳴テンセグリティは、構造安定性を映し出すミクロとマクロを繋ぐ鏡である。

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新たなテンセグリティ原理

私は「張力は、増大する半径に対する円弧または弦に影響し、 圧縮力は、減少する半径に対する円弧または弦に関与する」新たな機能を発見し、 2008年8月に直径6.5mのテンセグリティシェルターで証明した。 張力材と円弧状の圧縮材がともに連続する構造とパターンは バックミンスター・フラーのテンセグリティでは概念化されていなかった。...

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エネルギー変換効率

建築の単位体積あたりの重量・エネルギーコストは、 植物の有機体システムを構成する細胞単位あたりのそれらと比較されたことがない。 さらにエンジンの燃費は、決して植物の光エネルギー変換効率と比較されない。 テンセグリティ・シェルターは 植物の光エネルギー変換効率と初めて比較できる生存空間のためのテクノロジーだ。

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ロボット

監視し管理され、訓練しながら矯正する環境から 人間を逃亡できないように仕向けるテクノロジーこそが、 生産性と有用性を維持するためのこれまでの労働を ロボットが完全なまでに自律的に代行するための前提になる。 個人に注目する社会は、ロボットに注目し始める。 個人よりもより利益を拡大できるから。

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非平行に共鳴するテンセグリティ

原子核を構成する核子は平行に並ぶことはない。 つねにスピンしているから。 3組の平行な圧縮材からなるテンセグリティも 構造を形成するために一瞬たりとも平行に並ぶことはない。 つねに共鳴しているから。 一筆書きの張力ネットワークから構成された 正20面体に接近するテンセグリティには特に強い張力が必要だ。 張力がつねに一筆書きで連続する<6struts-tensegrity>は、...

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メタフィジックスとフィジックス

メタフィジックス=「原理はどんな物理的な媒体からも完全に独立して作用している」は、 フィジックス(物理学)の原理=「引力は物体間の距離がどんなに離れていても相互に作用する」と共存する。

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基礎的知識

シナジェティクスは、 基礎や土台、拠り所という概念にまったく期待しない。 宇宙の構造の起源に、基礎は存在しないから。 足下を固めるとか、基礎的、根本的といった <基礎>に纏わる政治的経済的言語に現実性はない。 シナジェティクスを理解する基礎的知識は存在しない。 シナジェティクスは自然を発見した結果だから。 シナジェティクスに基本も応用も存在しない。 SYNERGETICS Figs....

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デザインとテクノロジー

宇宙の統合されたデザインという複合体が、テクノロジーならば、 テクノロジーはどのような段階でさえ、予測されたことはなかった。 たとえば、フラーレンにおける半導体、磁性体、超伝導体の各機能は 原子数や形態からではとうてい予測不可能であった。 すべてのテクノロジーは発見されたものである。

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火星のバイオシェルター

宇宙は、再生的に相互に変換するテクノロジーである。 宇宙がテクノロジーという包括的システムであるなら、 人間は宇宙に何も与えることはできない。 住宅も、車も、PCも、それら自体だけではなく、 それらの相互変換は、 稲と昆虫と微生物、そして 太陽との相互関係に接近するだろう。 火星のバイオシェルターに移住する前に。 そして、水が豊富な火星では ジャガイモよりも稲作が遙かに優位である。 アラブの火星移住計画

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予測的

予測とは、安全な賭ではなく、明日の<現実>でもなく、 <現実>を昨日の思考から切り離す峻烈な行為である。 デザインサイエンスは、 未来的デザインではなく、幾何学的デザインでもなく、 予測的である。 欲望のマーケッティングと絶縁して 宇宙の先験的機能の実現に従事しているのである。

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剽窃について

1 アカデミック・スキルズ ©慶應義塾大学教養研究センターの 「剽窃について」赤江 雄一(文学部)の講義を聴いてみてた。 特に論文に関して著作権の一般的な見解が明確に述べられている。 「剽窃は犯罪である。」 2 私が発見し開発した「テトラマ」の概念とデザイン技法について 著作権に精通した法律家 達野大輔氏( Baker & McKenzie International)が 慶應義塾大学...

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全方位720度のテトラマの起源

Think different between before & after Beforeの「テトラマ」は、シナジェティクス研究所の梶川泰司が 独自で考案したもっとも重要なテトラマの地図投影法の3DCAD図面であり、 梶川泰司が2000年に作成した特許図面、2007年に出願済み Afterの「オーサグラフ」によって、慶応義塾大学環境情報学部准教授 鳴川肇氏は、...

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思考

外部を自分の都合のいいように変える思考は、 絶えず外部化するが、自己を変えるわけではない。 真理について思考することは、自己ではなく真理を変容させる。

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テンセグリティ・シェルターの皮膜

ここからどんな方向も外部であるが ここから唯一の方向はより内部である。 皮膜による温度差は、10度になる。 昼間は、太陽光だけで暖房可能だ。

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電磁波暖房

エアコンの暖房は、空気の温度上昇によるが、 太陽光の暖かさは遠赤外線(電磁波)による。 シェルター内部の温度が10度以下でも 透明な被膜を太陽光が通過するかぎり、暖房は不要になる。 木炭(炭素)やセラミックなどもその発生量が大きい。 (ミニ・バイオスフィア内では、電磁波の波長を変えれば、 通信や調理、そして暖房もできる。) 夕日が射さない湿度の高い山間部のシェルター内部の蓄熱には...

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