エンジニアリング=現実の問題を解決する方法
テンセグリティのモデリング自体が 自然の相似律を除外して、自己目的化したら、 構造とパターンに潜む自然の神秘が抜け落ちた 高度な3次元パズルになる。 知育玩具はしばしば内的体験を排除した頭脳用で終わる。 真のエンジニアリングの習得過程(engenious)での 現実を変える経験から内的で先験的な天才(ingenious)を呼び覚ます。 「裏庭のテンセグリティ・ワークショップ 2019 年」...
View Articleエンジニアリングとインジニアリングの統合
自律的な自己教育は「engineering」と「ingineering」の 相互作用から形成される。 エンジニアは職業化されるが インジニアは内的な先験性ゆえに未だ職業化されない。 エンジニアリングとインジニアリングは 外部化と内部化の操作主義に関する 分割化と統合化であり 1949年のバックミンスター・フラーの「包括的デザイナー」に始まる デザインサイエンスの全方向的な試行実験。...
View Article前例のないシナリオ
試行錯誤のない経験は他人の経験の複製だ。 試行錯誤にはつねに時間を伴う 前例のないシナリオが副産物として形成される。 宇宙は光によってシナリオを書き換える。 光のおかげで科学者は中性子星の内部構造を初めて観察できる。 宇宙よりも簡単に時間を潰せるは映画だけだ。 NASAの望遠鏡が撮影した遠方の銀河では 中心のブラックホールの周囲を星々が螺旋状に取り囲んでいる。 (PHOTOGRAPH BY...
View Articleモバイラー生活器
裕福だが車には興味がない人々がプリウスに乗る時代から 金儲けに興味がない個人が大地や大気圏と交換を始める手段は、 コンテナハウスやスモールハウスでの定住ではないだろう。 強欲な資本主義から離れても大地の収奪と汚染から逃れられない。 大気圏と相互作用するモバイラー生活器は未だ存在しない。 大気圏と相互作用する自動気象シェルターが 火星以外では開発されないのはなぜか。
View Article好奇心を枯渇させない生存方法
あらゆる事を徹底的に学び 必要に応じて学んだことを生かすことは困難だ。 興味あることを経験するために自発的に学ぶ時、 より興味を持てるように経験から学ぶことが 興味を作り出す好奇心を枯渇させない生存方法となる。 理解する方法よりも 方法を尊敬することは他人から学べない。 約1億1000万年前、カナダ西部に生息していた草食(植物食)恐竜は、 堆積物に埋もれたが、テトラ状の装甲が細部まで保存された。...
View Articleテンセグリティ原理は「リンゴの落下現象」から発見されなかった。
無重力を知らなくとも 大気圏内で重力の在り方を経験できる。 テンセグリティモデルの 張力の働きを体験することは 万有引力の新しい理解に近いだろう。 2つの圧縮材の間に働く相互作用のうち、 引き合う力が圧縮力に変換される。 圧縮材が互いに重力を及ぼすことによって、 連続する閉じたWEB上に非連続に浮かぶ原理は 裏庭の「リンゴが木から落ちる現象」から 発見されなかった。...
View Article試行錯誤のための時間の空隙
経験を伴わない学習による理解は 情報の増加になるだけで 試行錯誤から定着されない限り 脳に貯まるゴミとなる。 貯めたゴミ量を競うクイズ番組で使われる以外、 「ゴミ箱を空にする」ノウハウは 学校では教えても貰えない。 試行錯誤のための時間の空隙がなければ、 全情報量は増加しない。 空隙とは、より加速する情報のエントロピー増加に反する 自己のテクノロジーだ。 SYNERGETICS RBF 1975...
View Article動的シナジェティクス
植物は環境条件に出会わなければ 決して発芽しないようにデザインされている。 シナジェティクスの学習過程では 成熟と休眠という生理学的変化を経由しない時、 先験的な知はけっして発芽しない。 基礎によって大地に繋がれていない 動くシナジェティクスは大地に根を生やさない。 物体が回転している時 その回転軸に垂直な平面上で物体に対して垂直な力が発生する。 こうした原理は土地測量のための幾何学を起源としない。
View Article一貫性 (coherence)の違いについて
事実から逃亡するための 一貫性によって 誠実さが偽装されるほど 一貫性は揺るぎない固体のように変容するが、 真実を破壊するにはつねに局所的すぎる。 物理学においては、 干渉のしやすさとその鮮明さが 一貫性(coherence) の概念である。 どんな光源からでも干渉縞を生成できる自然の不変性は 互いにコヒーレントな波の干渉縞をより鮮明にする。
View Article異なる遺伝物質を合成するウイルス
インフルエンザは異種有機体生命間の あらゆる異なった要因にかかわらず、 新たなインフルエンザに変化し異種感染できる テクノロジーを具現化している。 ついに豚や鳥インフルエンザは、 バイオマス的に豊富な人間にも異種感染できるようになった。 そして、類似のウイルスが同一細胞に感染して形成される遺伝物質を 合成するウイルスが発見されのた。 生命工学はウイルスの先験的自然を 複製する技法を習得した段階だ。...
View Article生物を覆う薄膜の厚み
カボチャのフィルム状の表皮は、 急激に加圧して急激に減圧した時にのみ、 カボチャの分厚い硬い外皮から分離し始める。 その半透明の薄皮フィルムの厚みは、 僅か100ミクロンである。 この表皮の厚みは、 ゆで卵を剥くときに剥がす卵殻膜の厚みと同じである。 トビウオの羽根のフィルム状の薄膜の厚みも100ミクロンである。 人間の表皮細胞の表面の外皮部分の厚さは、 さらに薄く10~20ミクロン程度である。...
View Article花粉の発芽点
花粉の頂点付近に小さな正三角形領域が、 稜線付近には長方形領域が新たに形成され 基本モデルの正12面体の面数は一挙に増加する。 大地には水平面が存在しないので 着地した時に 頂点と稜線付近の花粉の発芽点の密度を 凹状5角形面よりも高くする 植物のデザインは実に予測的だ。 花粉の多面体システムと発芽点の関係
View Article「私の裏庭は徐々に拡大し始めていた」R.B.F
「私は自宅から離れたことがないと言える現実に気づいた。 私の裏庭は徐々に拡大し始めていたのだ。今では世界が私の裏庭だ」1970 半世紀前のバックミンスター・フラーが属していた現実に 「裏庭のテンセグリティワークショップ 2019」は繋がる。 球状の裏庭は移動する。 http://synergetics.jp/tensegrityblog/...
View Articleテンセグリティはジョイントレスではない
テンセグリティが 結合角度を統合的にかつ動的に 向上させることができるのは ジョイントレスであるという理解は 多面体が固体(Solid)として見立てる習慣と変わらない。 真のテンセグリティジョイントは 圧縮力と張力を相互変換するノードとなり 重要な張力調整機能がある。 テンセグリティモデル 制作 シナジェティクス研究所
View Article月の裏側の資源と軍産複合体
「第二次世界大戦以後、 アイゼンハワーによる軍産複合体が開発してきた、 現金と引き替えに全宇宙から真の富を奪うためのシステムには 「原子力発電システム」と 「金融クレジット・システム」の2つが含まれていた。 不可視の技術的ノウハウの、 膨大な目録を利用するグランチにとって、 地球上のすべての富の合法的な収奪以外に 彼らの目的は存在しない。」 バックミンスター・フラー 1983...
View Article原子炉は10年で2回爆発する
再び、ロシアで原子炉の反応器が開放された。 ロシア政府以外の科学者は、 ニョノクサ実験場で2019年8月8日に放出された放射性同位体 (ストロンチウム91、バリウム139、バリウム140、ランタン140の4種類)は 「核分裂の連鎖反応」に由来し、 「原子炉の爆発」の証拠だとした。 核戦争以外でも都市付近の原子炉は 10年で少なくとも2回爆発する。 BBC...
View Articleテンセグリティは原子核モデル
核力は陽子と中性子の間に働く力である。 離れた圧縮材の間に働く張力は テンセグリティ構造を生成する。 核力が核子を原子核に結合するように 張力は不連続な圧縮材を相互結合する。 自然の構造のシナジーの起源に関する相似律が存在する。 テンセグリティは原子核モデルである。 http://synergetics.jp/tensegrityblog/ 30−Struts Tensegrity Model...
View Article4Dハウスとテンセグリティ構造
ジオデシック構造の発見よりも テンセグリティ原理の発見が先行する驚くべき歴史がある。 その原理の発見過程は、 4Dハウスからダイマクションハウスの開発時までに想起された 中央の圧縮材(マスト)の分散化と多軸化の 同時的な方法を具現化するための モデル言語の解読と解体過程として捉えられる。 数十万年にわたる構造の定義を変えた歴史がある。 4Dハウス 1927 バックミンスター・フラー...
View Articleもう一つの現実
自然は、 光をわれわれの現実と一致させるための波動を生成するが、 原理と原理の間には、 波動が作り出す認識可能な質以上の もう一つの現実がある。 複数の原理間には矛盾が存在しないという現実は メタフィジックスにある。 マジックナンバーとシナジェティクス RBF 1975 A Vector Models of Atomic Nuclei: Magic Numbers: In the structure...
View Articleテンセグリティはどこで生まれたか
TENSILE-INTEGRITY STRUCTUREの短縮形テンセグリティは、 動詞に複数の意味的または文法的単位が複合され名詞化された。 言語の形態学的類型の分布から見ると シナジェティクスは分析的言語型の場所で生まれている。 しかし、構造とパターンが数字と互いに融合する 前例のない野性的な21世紀の視覚言語が どの場所でどのように形成されるかは未知である。...
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