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Channel: 犬のしっぽブログ  Yasushi Kajikawa
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テンセグリティは角度的にジョイントレス

世界のジオデシックドームは加速度的に増えたが その数学や技法は1970年代と変わらない。 ジオデシックスよりもテンセグリティを 先に開発したフラーの野性的動機を知らない。 テンセグリティが角度的にジョイントレスで、 超軽量で安全な構造を成す相似律こそ自然の構造にあった。 SYNERGETICS RBF 1975 より細分化されたジオデシックス構造はより小さなディンプル現象を引き起こす。

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バラック(barrack)に始まる

自然は地表の人工物を 濡れた無残なバラック(barrack)に解体する。 だが人類は海からやって来た。 無秩序なバラックを再結合するときに 自然が採用した方法を思い出すチャンスがある。 ウイルスでさえ僅か1種類のタンパク質というバラックから 対称的に構成されている。 裏庭のバラックは粗末な家ではない。 サテライトウイルスは正20面体を採用した最小限のモバイラーである。

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自然は風と共鳴しないテンセグリティを排除する

自然が人間の近視眼的な予測能力を超えた原理を 採用していることに気づくのは、 科学的にデザインしたはずの人工物が破壊された時に限られる。 自然は人間が意図しない破壊実験から 真のテンセグリティ構造を見分け、 風と共鳴しないシステムを排除する。 風は風をデザインする。 自然の風洞装置は人間が意図しない破壊実験によって 真のテンセグリティ構造を見分ける。 https://www.slingfin.com

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流体地理学とバイオスフィア

堤防もダムも「基礎と足場」を最初に作る。 住宅の建造も不動を前提とする「基礎と足場」を必要とする。 流体地理学を密かに葬った固体的建築は 人々を都市に堰き止めてしまったが、 風と水の波動はそれらが依存する大地の表面を 徐々にあるいは瞬時に流動させることができる。 バイオスフィアは大陸さえも一つの海と共に移動してきたのだ。 堤防もダムも年数センチという速度で移動している。...

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構造に基礎と足場がない圧縮力と張力を統合するための「場」

テンセグリティが構造論的でありながら 発生論的な構造の起源を相補的に共有するのはなぜか。 構造に「基礎と足場」がない圧縮力と張力の相補性を統合する 最初の「場のエンジニアリング(engineering)」は シナジェティクス以外に存在しなかった。 テンセグリティは、構造とパターンに関する 内部化された先験的な「インジニアリング(ingineering)」に始まる。 ハリセンボンのCT...

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権力構造はけっして事前放流しない

権威によって初めて所有できる自由を 良心をもたない無数の自由と喜びに換えるビジネスがある。 さらにそれらをダムのように堰き止めて換金する見えないビジネスがある。 権力構造はけっして事前放流しない。 発電のための雨水の膨大な位置エネルギーを 拘束すればするほど有料だから。 雨水の膨大な位置エネルギーは税金を使って有料化される。

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シナジーが部分に宿らない共鳴テンセグリティ

部分が統合された全体の再現方法は美的な学習に終わる。 シナジーが部分に宿らないまま予測できない全体は より重要でない部分から生成されるからだ。 部分を失った全体でさえ機能する現実を 経験できるモデルは至上である。 部分を破壊していく過程に接近する共鳴作用の神秘を。 ワークショップ用の共鳴型テンセグリティモデルと非共鳴型モデル シナジェティクスモデル・デザイン シナジェティクス研究所...

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階層構造は原子核から生物圏にまで相似する

台風の螺旋構造から生まれる重力波の螺旋パターンは 蜜蜂の外敵に対する防御方法に通底している。 堤防や住宅都市の生命圏に対する防御方法は 生命圏の階層構造の相似性に未だ科学的に適応していない。 気候変動は、自然と人工物との 驚くべき対比の狭間に発生した短命な概念だ。 A population of bees shimmers in response to a predator. 左回転...

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もっとも経済的な除染装置

周期的な巨大台風が再循環させる バイオスフィアの膨大な大気と雨水は、 地下と地上に生成し蓄積された放射性物質を 掘り起こし、洗い流し、攪乱し、 より広範囲に拡散し再浸透させる もっとも経済的な除染装置となり得た。 有限なウラン元素の破壊ビジネスの 永遠性を望む人々にとって。 台風19号、20号、21号による放射線量の周期的な増加を示す 東京都の放射線量統合グラフ...

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低温の太陽物質は螺旋状フィラメントになる

太陽系では物質の螺旋運動はありふれている。 「全長約80万キロもある濃い赤色のフィラメントが、 むちのような形で映っている。 NASAによれば、フィラメントは不安定な磁場によって、 低温の太陽物質が表面に現れる現象。 このフィラメントに関連した放射線は地球にも到達し、 小規模の磁気嵐などが発生、北米の一部地域ではオーロラが観測された。」 (CNN)2012.09.05 Wed posted at...

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生きる場と方法を失うのは天災か

よい治水事業のために無数の杉を森に植えてダムと堤防を増す。 大雨警戒時にハザードマップを見ながら避難所に避難する。 その間に家を失うのは天災か。 よい医療制度は健康のために より多くの病名を作り出し より高価な薬が必要だから 病気でもない人が健康になる薬を飲まされる。 そのようなシステムのユーザたちは 温暖化による気候変動を教育され続けている。 杉林は土石流地帯を形成しダムを必要とさせる。

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先史時代から利根川のナーガの変動は続く

流路を定めず氾濫した利根川水域のナーガの変動履歴は 現代人の「温暖化による気候変動」の概念を超えている。 「4千年前:流路は湿地の加須低地側に変わった。 氷期が去って気候が温暖となってくると, 水量も増し多量の土砂を堆積しはじめた。 関東山地から平野に運び込まれた土砂が 荒川の扇状地を形成し、 利根川の流れを東の方へ押しやった」...

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最強のシナモンロール・モデル

台風19号の直前、カフェラテと共にシナモンロールを いつものように注文した時から、 これ以上科学的な既製の左巻き台風モデルは他にないだろうという シナジェティクスが始まった。 上昇する風のスパイラルの隙間が 下降する風のスパイラルの通路になり、 台風の規模によってその通路がより細分化されるように。 ただし、台風の目から生じる 右巻きのスパイラル構造が 砂糖によってまだ不完全である。...

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バイオスフィアの分水嶺

ハリケーンも台風も温度差で作動する巨大な掃除機である、 と同時に発電機でもある。 さらに膨大な淡水をインフラ無しで 短時間で陸地に移動させる副作用をもたらす。 バイオスフィアの分水嶺は 自然がデザインしたインフラである。 大気圏を移動する無管の飲料水用インフラ...

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落下した林檎は地表で発酵して小さな林檎酒になる

桃源郷で自生する林檎のように 自然農の林檎も腐敗しない。 同じ理由で自生する柿も桃も腐敗しない。 もし自然の林檎が腐敗するなら、 果実のなかの種子は他の場所で発芽しなかっただろう。 強風で落下した林檎は 地表で発酵して球状にパッケージされた 小さな林檎酒になるのだ。 自然発酵には消毒済みの瓶は不要だ。 落下した林檎はその場所で小さな林檎酒になる

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海洋系酵母から酒を造る

有史以前から酒を造らなかった民族はいない。 米、麦、トウモロコシ、芋、そして果実から。 どんな酒も最初は野生の酵母が糖分と出会ったからだが 酵母は陸でも海でも生存できる。 酒を自由に作らなくされた現代人は 海洋系酵母に滅多に出会わないほど イーストのように地上で栽培されている。 私は、放射冷却を始めた秋の星々の下で 焚火をしながら 野生酵母のアルコール発酵に支えられている。...

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存在は多面体(Polyhedron)ではなく多頂点体(Polyvertexia)から始まる

植物学は、 花粉粒の表面で花粉四分子の中心から最も離れた頂点を遠心極、 反対側の四分子中心を向心極。遠心極と向心極を結ぶ直線を極軸と定義する。 有機体の面は動く頂点と共に動く稜線の形成後だ。 シナジェティクスは、 自然が採用するモデルを多面体ではなく多頂点体に求める。 存在は多面体(Polyhedron)ではなく 多頂点体(Polyvertexia)から始まる。 上図はツツジの花粉、下図はハスの花粉...

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偽テクノロジーは無為自然を遠ざける

自然は結果に対して責任を取らない。 破壊行為の復旧もしない。 人間との絆も必要としない。 始めと終わりがない無限の再生システムが 無機物から有機物まで一貫した無矛盾の過程を 再現するだけではなく、 どんな意図も超えて何もしないことで すべてを成すシステムに到達したのだ。 火星の砂嵐の中を進む 映画「オデッセイ」より

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構造とパターンの元型と漸進的変化の方向性

収穫直前の林檎は台風で落下するとジャムにも適さない。 しかし林檎も台風も、トカマクやバイオスフィアの地磁気も 同じ構造とパターンの元型からやって来た。 漸進的変化は内部へかそれとも外部へか。 人間の住居はその元型に未だ適応できていない。 バイオスフィアのように自然選択しなければならない。 SYNERGETICS R.Buckminster Fuller 1975 Involution and...

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那覇(NAHA)はナーガ(NAGA)の起源(再考)

那覇(NAHA)とは、 ノア(NOAH)であり、ナーガ(NAGA)である。 ————–バックミンスター・フラーの1982年の講義 那覇が変われば、日本がかわる。 それをアメリカ海軍(NA-vi-GA-tion)がもっとも怖れてきたことである。 那覇は、バイオスフィアを航海,航空,航行、周回する時の 浮かぶ永遠のマイルストーンである。 2019年10月31日、首里城全焼...

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