極寒の地「デルス・ウザーラ」と テンセグリティ・シェルター
「焚火と共鳴テンセグリティ・ワークショップ 」では テンセグリティモデルの制作の後、 ワークショップ会場の「イラムカラプテ」に宿泊し、 北アルプスの裏庭での「半球テンセグリティ」 のプロトタイプの組立をする。 極寒の地で「デルス・ウザーラ」の 21世紀版テンセグリティ・シェルターを再現 ワークショップ会場の「イラムカラプテ」安曇野市...
View Article流星と焚火とテンセグリティワークショップ 1月11日、12日
北アルプスから湧き出るような流星群を見るには 夕暮れの焚火から始まる。 焚火すれば夜明けまで、流星のない夜はないだろう。 炎を絶やさない方法を習得しなければ 朝日から受ける輻射熱よりも 大地のぬくもりを奪う気化熱を知らないだろう。 夜明けの極寒に耐える内部を発見する シナジェティクス。 ☆申込みは下記から 追加2名 募集します。...
View Article「火星菜園」よりも焚火と玄米で生存できる惑星
シェルターから火星を見る。 映画『オデッセイ』が提案した 火星基地でクルーたちの糞尿を肥料にして ジャガイモを栽培する方法よりも、 焚火と玄米で生存できる惑星で、 カーボン材の張力からなる テンセグリティモデルを制作するほうが科学的だ。 (バイオスフィアの微生物群が存在しない「火星菜園」は空想的だ。) サバイバルの生化学はクッキングに始まる。 極寒の地でも凍らない液体はお酒だ。...
View Article焚火のシナジェティクス 満月ワークショップのために(1/2)
放射冷却の激しい満月の夜は、焚火がいい。 炉と煙突のない焚火は、閉鎖空間ではないと思われている。 だから、焚火から煙を減少させるためには 多くの酸素(または風)が必要だ。 同時に、多くの酸素によって急速に薪は消費される。 薪がより少なく、煙のより少ない焚火、つまり ロケットストーブのように 吸気を引き込み、未燃焼ガスを二次燃焼させるという方法が 焚火にも応用できる。...
View Article焚火のシナジェティクス 満月の夜のワークショップのために(2/2)
焚火に、明確な内部と外部が形成された時、 少ない薪でより長く、煙を減少させる焚火の方法が より長い燃焼経路にあることが分かる。 より長い燃焼経路は、 シナジェティクスの最密パッキングとその隙間の概念から導かれる。 この動力学的な焚火も満月も ともに互いに張力(=吸気)に変換された効果なのだ。 (この方法には発見と発明が共存する。) 濡れた薪や腐食しかけた倒木ですら燃える...
View Articleテンセグリティ・シェルターはデザインからなく、思想から始まる。
地球外で生存できる環境を確立するのは、科学である。 エネルギーと水と食料を再生しサバイバルする方法は実験済みだ。 そのコストは劇的に低下してきたが、 地球上を移動できない住居は量産されないまま課税される。 個人がシェルターを生産し課税されないようにする方法は、 デザインや数学ではない。 テンセグリティ・シェルターの物質化は思想から始まる。...
View Articleテンセグリティの統合力の限界は、張力材から予測することが出来ない。
テンセグリティの統合力をその張力材が学習するまで すべての張力材が、より大きな外力に備える「時間と経験」を 待たなければならない。 張力材が不意の急激な外力で破断しない機能を形成するための、 テンセグリティが自らの共鳴によって統合力の限界を 引き上げるシナジーの形成時間が存在する。 その統合力の限界は張力材から予測することが出来ない。 言い換えれば、半球テンセグリティ構造は、...
View Article標準化から離脱するシナジー作用を捉えるテンセグリティ
自然の標準は、例えばデフォルトとしての プランク定数(Planck’s constant)として知られている。 静止的な標準をつねに解体しながら 動的なシナジーを生成するシステムにふさわしい概念を シナジーの概念以上にまだ形成できていないが、 標準化から離脱するシナジー作用を捉える テンセグリティには、 標準化からは予測できない統合作用が確実に存在する。 風と共鳴できない標準化されたテント
View Article宇宙の法則には腐敗がない。(バックミンスター・フラー)
「宇宙のエネルギー経済システムは破綻しない。」 「宇宙の法則には腐敗がない。」 「宇宙の92種の元素は、劣化しない。」バックミンスター・フラー これらは、未だ人類の常識ではないがゆえに、 経済システムは破綻を繰り返し、 政治は腐敗しやすく、あらゆる流行は意図的に短命になる。 Five Stars (非共鳴型テンセグリティ構造) シナジェティクス研究所 モデル制作 梶川 泰司 1988
View Article内部と外部の発生について
関係性の最小単位は3ではなく6である。 最小限の正4面体的構造から派生する関係性が 最小限の社会性を形成する。 集団的コロニーの最小構成単位は3人ではなく4人である。 4つの事象(出来事)間の関係によって、 はじめて内部と外部が発生する。それは正4面体になる。 関係性の最小単位は、3ではなく6であり、 最小限の正4面体的構造を形成する。 SYNERGETICS RBF 1975
View Article最後の専門家
富裕層が宇宙へ行くチケットを得るまで、 宇宙パイロットはTV同時中継で 全人類に宇宙観を教育する教師であったが、 「宇宙とはテクノロジーである」という宇宙観を持たない 最後の専門家である。 地上から400kmの大気圏外から 半径6300kmの惑星全体は把握できない。 一着15億円以上の宇宙服は前世紀から使い回されている。
View Article「次世代に地獄を託すシステム」(バックミンスター・フラー)
「次世代に地獄を託すシステム」(バックミンスター・フラー) その方法と決定はつねに民主主義的になされる。 宇宙を大気圏外または自己以外の存在として 定義する思考こそ、概念の牢獄である。 「次世代に地獄を託すシステム」から離脱するテクノロジーは 「宇宙というテクノロジー」にある。 ジャイロの原理は20世紀に発見され、 高速移動するモビールや携帯電話には標準装備される。
View Article核と精神の分裂エネルギー
「核保有国は恐怖の論理から逃れる」ためだが、 その恐怖の論理は核保有国だけではなく、 被曝者の悲惨な人生も 敵国の人々を抑圧するメカニズムとなる。 全地球に浸透したこのメカニズムが すべての核を生産しているのである。 核と精神の分裂エネルギーこそ権力構造を効果的に維持できる。 SYNERGETICS RBF 1975 最密充填システムはウラニウムの原子核構造と原子番号に関連する。
View Article発端や発祥(origin)は後から来た大多数によってより少数のアボリジニ(aborigine)にされてきた。
アボリジニ(aborigine)とは、原住民という意味である。 狩猟採集生活を営む先住民をアボリジニと呼んだのは イギリスによる植民地化政策からである。 アボリジニ(aborigine)とは ab-originalであり 「最初の剥奪」という意味がある。 abortionが妊娠中絶を意味するのは 「最初の発育状態から除く」行為だからである。 発端や発祥(origin)は 後から来た大多数によって...
View Article風と海の民
直感は風を受容する人々に 直観は風に逆らう人々に与えられた。 閉じた未知の球状世界を航海する民に、 それらは相補的に与えられた。 バイオスフィアの風を受容し、 風に逆らうモバイラーは 震動する大地と共に テンセグリティシェルターに停泊する。 Watercraft バックミンスター・フラー 1968
View Article非視覚的な分解と統合の方法に依存しないシナジェティクス
微積分は、 数学から視覚を失わせて独占的利益を獲得できる手段である。 視覚を排除する「はったりゲーム」に学生たちは自覚なく溺れていく。 シナジェティクスは、 微積分という非視覚的な分解と統合の方法に依存しない。 シナジェティクスは、 直観的に包括的モデルとモデル言語を発見する。 シナジェティクスは自然を模倣しない。 自然はシナジェティクスを再生する。 「テンセグリティモデルの変容」...
View Article効果的で経済的な動く生産ライン
船舶を生産するデザイナーは 各国のドッグで移動しながら生産する最初の生産ラインを発明した。 生産も消費も動く閉じた柔軟な関係、 つまり流体地理学的な世界観を急速に形成している。 効果的で経済的な動く生産ラインに比べて、 21世紀の教育と労働は、 依然として毎日同じ場所への通学と通勤を 余儀なくさせられている。 バイオスフィアを飛行する哺乳類は自らを軽量化する。
View Article羽根をひれ状のフリッパーに退化させた鳥
南極のペンギンが空中を飛べなくなったのは 氷の大陸に敵がいなかったからではない。 水中速度が容易に最大36km/hに達するのは 海は陸より敵が多いからだ。 彼らは翼を羽根のないひれ状のフリッパーに退化させて 餌を求めて海中を飛行している。
View Article大黒柱の起源
人間に対する抑圧の起源として 政治的経済的な抑圧の仕組み以外は注目されない。 重い屋根と頑強で太い大黒柱からなる物質的過剰な住居構造が もたらす空間的な抑圧がある。 権力の起源は、 要塞に始まる重厚な固体的存在から始まる。 大黒柱は一家の富を司る象徴にすり替えられた。 重厚な大黒柱と梁組がないウイルスは もっとも経済的な構造を採用し、バイオスフィアを自在に周回する。...
View Article2020年2月2日に関する数秘術(Numerology)
2020年2月2日は、 20200202に変換できる。 それを2で割ると 10100101 の左右対称になる。 さらに自乗すると 102012040210201 の左右対称になる。 21世紀に自乗して左右対称の数字はもうやって来ない。 数秘術(Numerology)における左右対称性
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